予選開始

受付時のくじ番号は後半組の11番で、前半組の11番とペアになる。前半組11番は知り合いのNさん。ご夫婦で毎週エリアを楽しんでいる方で、先日のTクランカップでも単独6位入賞されている。

「千早川マス釣り場」でのローカルトーナメント『チハヤリエ杯』に参戦【大阪】ペアとなったNさんのヒットシーン(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

前半組が終わり後半組の私の番となった。前半組のローテの状況からかなり渋い展開が見えていたので、マイクロスプーンで絞り出す展開の釣りとなった。マイクロデクスター0.6gで沈んだ魚をサイトで釣る方法で何とか5-2で1勝となった。

その後はポイントががらりと変わり、流れのある場所での釣り。シャロークランクベイトで寄せて食わせる展開で3-1で勝ちと、僅差の戦いが続く。

4戦目では初心者の小学生との勝負。わざと負けるのはしたくないし、大人げない釣りでボロ勝ちするのもなぁと思っていたら先取されてしまった。何とか追い付いて2-1で辛勝する場面もあった。

放流戦に向けて戦術を練る

5戦目からは前半組と後半組が入れ替わり、後半組からスタートとなる。ここで当日放流が入る。後半組の私の番だ。

「千早川マス釣り場」でのローカルトーナメント『チハヤリエ杯』に参戦【大阪】5戦目直前の放流が入る(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

放流戦はヤリエルアー縛りなので9999マイスターにフロロカーボン1.5ポンドを巻いたセッティングでTフレッシュEVOの0.8gオレ金を結んで準備する。

スタートの合図と共にキャストして巻くと直ぐにヒット。慎重に寄せてネットイン。次も同じエリアにキャストして巻くとまたヒットするもバラシ。カラーを替えたりしてあっという間の前半後半で10匹を釣り何とか勝ちであった。

第5戦以降もすぐに渋くなり、クランクベイトの出番となる。極力ゆっくりと波動で気づかせる釣りだ。特にヴァルケインのクーガナノやRCワウ37HFなど波動が強いルアーやハイフロートのクランクを多用した。

 

少し下にいる個体には大会前日に発売となったベルベットアーツのデイジー0.8gでスローに引いて釣った。 15:30に予定通り予選は終了した。全身全霊で戦った予選。果たして決勝に進出できるのだろうか?

決勝進出

予選の結果は5勝1敗2分の成績だった。前半組9名、後半組9名が決勝に進出だ。前半組1位から順番に呼ばれる。後半組の順位発表が始まった。なんと後半組3位で決勝に進出となった。

決勝の場所決めのくじ引きを行いポイントに入る。決勝戦は15分×3ローテの釣りとなる。6名ずつが反時計回りに3か所で釣る。出場者の顔ぶれを見るとメーカーのスタッフ、強豪チームのメンバーに混じり中学生も出場している。