ハゼのルアー仕掛け

ハゼはルアーでも狙うことができます。エサよりも難易度は上がりますが、ゲーム性の高さが魅力です。

使うルアーは小さなクランクベイトで狙う通称「ハゼクラ」や、ワームなどがメインとなります。

ハゼ釣り仕掛け全6種類を徹底解説 市販されているオススメ仕掛けも紹介ハゼのルアー釣りタックル&仕掛け図(提供:TSURINEWS編集部)

ハゼクラの仕掛け

ハゼクラではハゼ専用やトラウト用の25~30mm程度のクランクベイトを使用します。基本は浅場を狙うのでフローティングタイプを使うことが多く、アイテムごとに潜航深度も設定されているので水深に応じて選びましょう。

仕掛けの構造としてはリーダーにスナップを介して接続、または直接結束すればOK。フックは口以外にフッキングすることも多い釣りなのでバーブレスフックを使用します。

ハゼ釣り仕掛け全6種類を徹底解説 市販されているオススメ仕掛けも紹介クランクベイトでもハゼは釣れる(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

ワームの仕掛け

ワームを使う仕掛けはミャク釣りの項で紹介したスプーンを使用した仕掛け、またはジグヘッドにライトゲーム用のアシストフックを付けたものなどを使います。

ワームはアジングなどに使用される1~2インチ程度の細身のワームをまっすぐ刺しましょう。パワーイソメなど、臭い付きの人工餌だとより簡単に釣ることができます。

ルアー仕掛けのタックル

タックルはアジング、メバリングなどのライトソルト用ロッドやエリアトラウトロッドが適しています。リールは小型のスピニングリールを使用し、ラインはPE0.3~0.5号、リーダーはフロロカーボン1.5号などを30cmほど取ります。

ルアーでの釣り方

ハゼクラはクランクベイトを底にタイトに引かなければ釣りが成立しないので、浅場のポイントを選びましょう。水深は深くても1.5mまでで、干潮時に干上がるような遠浅の釣り場が望ましいです。また、サイズが小さすぎると針掛かりしにくいので、10cm以上に成長する8~9月ぐらいが成立しやすい時期になります。

基本的な釣り方は投げて巻くだけ。クランクのリップを底に当てながら巻いてきましょう。状況に応じて反応する巻きスピードが変わるので、ハゼの反応を見ながら調整します。アタリがあってもアワセは入れずそのまま巻き続けましょう。

ワームを使う場合は底をズル引きが基本。時々食わせの間を作るストップアンドゴーや、跳ね上げさせるなどの誘いも効果的です。アワセはスプーンなら即アワセ、ジグヘッドの場合はそのまま巻き続けます。

ハゼ釣りにおすすめのルアー

DUO/クラクラ
クラクラはハゼクラ専用のクランクベイト。フックセッティングもハゼに針掛かりしやすいようにチューンナップされています。アクションはゆっくりと巻いてもしっかりとボディを振るので、活性の低いハゼにもアピールしてくれるルアーです。

<TSURINEWS編集部>