救急治療室とICUでのニーズに対応

スタンフォードてんかんセンター所長、米国てんかん協会元会長であるRobert S. Fisher医学博士は、「世界の多くの病院はEEG検査を行うことができないが、ONEがあればそれが可能になる。もちろん、すでにEEG検査を行っている病院や診療所にとってもONEは有用だ。医療スタッフはより効率的に脳波を取得できるし、患者にとってもより快適になる」と述べている。

また、ピッツバーグのUPMC小児病院の小児科准教授・てんかんセンター長を務めるChristina Patterson医学博士もONEの利便性の高さを強調した。

「需要の高い診断と治療介入へのアクセシビリティを改善してくれるZeto ONEは、小児患者にとって大きな助けとなるでしょう。特に緊急治療室やICUにおいては、重篤な子供に必要なケアを施すうえで迅速な対応とEEGが結果を大きく左右します」

Image Credits:Zeto

FutureWiseの分析では、2023年に11億7000万米ドと推定されたEEGデバイスの市場規模は、CAGR約10%で堅実な成長を続け2031年には25億8000万米ドルに達すると見込まれる。また、POC(ポイント・オブ・ケア)診断市場も今後CAGR9.4%での成長が予測されている(Polaris Market Research)。医療分野でのAI活用も進む状況を踏まえると、Zetoの成長は今後も続きそうだ。

参考・引用元:
PR Newswire
Zeto, Inc.

(文・せな)