投資アプリのおすすめ10選 初心者向けほったらかし投資、おつり投資、ポイント投資など
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

スマホで投資できるアプリの登場で、投資を始めるハードルは格段に低くなっている。「スマホ証券」とも呼ばれるもので、1,000円から始められるものや、おつりを投資にまわせるものなど、いろいろと誕生している。

この記事でわかること
  • 株を1株から買えるアプリならLINE証券、SBI証券、Ferciがおすすめ
  • 投資信託の積立をするアプリなら、SBI証券、楽天証券、マネックス証券
  • 投資を行うアプリには、自分の判断で投資するアクティブ型と、ほったらかしにできるロボアド型がある
  • トラノコ、日興フロッギー、ferciのアプリは少額投資に最適
  • アプリを使用すると少額から投資を始められるうえ、スキマ時間を投資に活用できる

アプリ名 日本株の
最低購入単位
手数料 おすすめポイント
1 LINE証券 1株 スプレッド制
(最小で約定金額の
0.2%相当)
「LINEアプリ」
で投資が できる
スマホ証券
2 SBI証券 1株 買付時:無料
売却時0.55%
有名大手企業の
株式が購入可能
3 Ferci 1株 買付時:無料
売却時:0.55%
「投資コミュニティ」で
学びながら投資
4 PayPay証券 1,000円 0.5%~1.0% 株の購入まで
たった3タップ
5 楽天証券 1株 買取請求のみ
1件330円
楽天ポイント投資
※データはLINE証券、SBI証券、Ferci、PayPay証券、楽天証券のホームページより引用
※最終更新日:2022年2月12日


目次

  1. 1,株式投資初心者におすすめのスマホアプリ 1株や1000円から投資できる!
  2. 2,投資信託なら少額からほったらかし投資ができる
  3. 3.投資アプリの目的は3種類
  4. 4,投資アプリは大きく分けて2種類
  5. 5.投資アプリはどのような人におすすめ?
  6. 6.自分で投資先を選ぶアクティブ型の株式投資アプリ
  7. 7. ロボアドバイザー型のほったらかし投資アプリ
  8. 8.最低投資金額が安い!株式投資の取引アプリランキング
  9. 9.投資アプリを使用するメリットは?
  10. 10.毎月1万円からほったらかしで投資をしたら、何ヵ月でいくら儲かる?5万円なら?
  11. 11.投資アプリを使用するデメリット・注意点は?
  12. 12,スマホ証券(投資アプリ)を使って投資のハードルを下げよう
  13. 13,投資アプリでよくある5つのQ&A
  14. その他のネット証券も確認する

1,株式投資初心者におすすめのスマホアプリ 1株や1000円から投資できる!

(画像=MONEY TIMES編集部制作)
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

スマホアプリから投資ができるようになり、投資初心者にとって資産運用のハードルはますます低くなりつつある。

最低投資金額が低下する傾向にあり、スマホアプリを使って初心者が気軽に投資に踏み出せる環境が整ってきた。

今回は、日本株を1株から、あるいは定額で購入できるスマホアプリについて、手数料の安さをもとにしたランキング形式で紹介する。

アプリ名 日本株の
最低購入単位
手数料 おすすめポイント
1 LINE証券 1株 スプレッド制
(最小で約定金額の
0.2%相当)
「LINEアプリ」
で投資が できる
スマホ証券
2 SBI証券 1株 買付時:無料
売却時0.55%
有名大手企業の
株式が購入可能
3 Ferci 1株 買付時:無料
売却時:0.55%
「投資コミュニティ」で
学びながら投資
4 PayPay証券 1,000円 0.5%~1.0% 株の購入まで
たった3タップ
5 楽天証券 1株 買取請求のみ
1件330円
楽天ポイント投資
※データはLINE証券、SBI証券、Ferci、PayPay証券、楽天証券のホームページより引用
※最終更新日:2022年2月12日

LINE証券は、通話アプリLINEがつくった証券会社で、LINEから簡単に操作できます。

格安の手数料や少額投資ができるLINE証券は、投資初心者におすすめの証券会社といえる。

本来、ほとんどの日本株は最低購入単位が100株に設定されており、たとえば1株500円の銘柄でも購入のためには5万円の資金が必要だ。

しかしLINE証券やFerciなどのアプリを使えば国内株式を1株から購入できるため、他のサービスと比べて1/100ほどの金額で投資を始めることができます。

またPayPay証券はどの銘柄でも株価に関わらず1,000円から購入できるなど、多くの業者が投資への参入障壁を取り払うためのサービスを実施しています。

近年は金融商品選びや購入まで自動で行ってくれるアプリもあり、一度設定を行えばほったらかしで投資を行えます。

2,投資信託なら少額からほったらかし投資ができる

通常の株式投資を始めるには、その株価に応じてまとまった資金が必要となる。

しかし、投資信託は少額から投資ができるため、投資初心者や大きなリスクを取りたくない人にとって有力な選択肢となる。

少額から毎月コツコツ積み立てることで、リスクを抑えた長期分散投資が可能だ。

少額投資ができるおすすめ証券会社

最低投資金額 積立頻度 銘柄数 おすすめポイント
SBI証券
詳細はこちら
100円 毎日、毎週、毎月 2,631 三井住友カードで
投信積立ができる
楽天証券
詳細はこちら
100円 毎日、毎月 2,676 楽天ポイント
投資ができる
マネックス証券
詳細はこちら
100円 毎日、毎月 1,240 投資信託保有で
マネックスポイント
がもらえる
LINE証券
詳細はこちら
100円
(つみたて設定は
1,000円から)
毎月 33 すべての銘柄の
購入時手数料が無料
※データはSBI証券、楽天証券、マネックス証券、LINE証券より引用。
※最終更新日:2022年2月12日
SBI証券では、100円から投資信託の購入ができます。

投資信託で積立投資を行うと、長期分散投資が可能となる。

時間をかけて低リスクで資産形成ができるのが投資信託の魅力だ。

SBI証券では、積立頻度が毎日、毎週、毎月から選べるため、一定間隔で一定額を積み立てることで、リスクを最小限に抑えた投資が可能だ。

SBI証券で取り扱っている投資信託の銘柄数は2,600を超えているので、自分にぴったりの投資信託を見つけることができます。

3.投資アプリの目的は3種類

1.投資アプリのおすすめ10選
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

投資アプリは、目的別に主に以下の3種類に分類される。

投資アプリの目的
  • 投資・取引
  • 資産管理
  • 情報収集

投資・取引をするアプリ

(画像=MONEY TIMES編集部制作)
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

1つ目は、株式や投資信託など、金融商品の売買ができるアプリだ。

口座開設をすれば、購入や売却など一連の取引が行える。

スマホの特性を生かして、ワンタップなど簡単な操作で購入できるアプリもあり、投資の初心者でも利用しやすい。

資産を管理するアプリ

(画像=MONEY TIMES編集部制作)
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

2つ目は資産全体を管理できるアプリのことで、銀行口座、証券口座クレジットカード、電子マネーやポイントなどが一元的に分かる。

口座の残高がまとめて表示され、お金の出入りを把握するのに役立つ。

具体的なアプリとして、お金のコンパス、マネーフォワードME、マネーツリーなどがある。

情報収集をするアプリ

(画像=MONEY TIMES編集部制作)
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

3つ目は株式や為替などの動向やニュースといった投資の情報収集に役立つアプリで、具体的にはYahoo!ファイナンスなどがある。

情報はリアルタイムで更新され、最新の情報をスマホでチェックできる。

株主優待情報や権利確定月といった情報をチェックできるアプリもある。

4,投資アプリは大きく分けて2種類

投資アプリのおすすめ
(画像=MONEY TIMES編集部制作)
投資アプリとは?
LINE証券やSBIネオモバイル証券、PayPay証券などの自分でアクティブに投資できるものと、WealthNaviやトラノコ、THEOのように、設定したらあとはロボアドバイザーが自動で投資してくれるものの2種類がある。

アクティブ型投資アプリとは?

アクティブ型投資アプリ

アクティブ型とは、自分で銘柄を選んで投資をするスタイルだ。売買する株式数、価格などもすべて自分で決めて注文を出す。

ロボアドバイザー型投資アプリとは?

ロボアドバイザー型投資アプリ

ロボアドバイザー型は、金融商品の選定、資産配分、注文、リバランスなどを自分の代わりに行ってくれるサービスだ。一度設定してしまえば、そのまま放置していても自動的に投資を進めてくれる。

5.投資アプリはどのような人におすすめ?

投資アプリのおすすめ
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

アクティブ型投資アプリとロボアドバイザー型投資アプリ、それぞれに向いている利用者について見ていこう。

お金がなく(少額投資したく)知識がある人→アクティブ型で個別株の投資

株式など投資の知識が一定程度ある人はアクティブ型投資アプリがおすすめです。

ロボアドだと資産配分などは自分で決められるが、具体的な売買銘柄や売買タイミングは、運用サービスに任せることになる。

すべて自分の思いどおりに取引をしたいなら、PayPay証券などのアクティブ型を利用することになります。

お金がなく(少額投資したく)知識がない人→ロボアドでETFなどの少額投資

投資の知識があまりない人、少額投資をしたい人にはロボアドバイザー型投資アプリの利用が向いています。自分で銘柄を選ぶ必要がなく、ロボアドが設定に適した投資を行ってくれます。

手間がかからないので、投資に割ける時間が少ない多忙な人の利用にも向いています。

プロに運用を任せるのなら証券会社のラップ口座サービスもあるが、個別に人が運用するので手数料が高い。

また数百万円以上などまとまった資金がないと、サービスを利用できない。

ラップ口座と比較すると、ロボアドは手数料も年率1%とリーズナブルだ。

また、毎月10,000円からなど少額で自動積立ができるアプリもあるので、投資資金が少ない人も利用しやすい。
出典:WelthNavi

アクティブに投資するタイプとロボアドバイザータイプのそれぞれについて、各アプリを紹介していこう。

6.自分で投資先を選ぶアクティブ型の株式投資アプリ

投資アプリのおすすめ
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

まずは自分で投資先を選んで投資するタイプのアプリの特徴を比較しよう。

アプリ名 最低
投資
金額
口座
開設
日数
手数料 おすすめ
ポイント
LINE証券 数百円 最短
翌日
55円〜
(現物株式)
株をバーゲン
価格で買える

株の売買が
1株から可能
PayPay証券 1,000円 2~3週間 0.5%~1.0%
(為替手数料除く)
株の購入まで
たった3タップ
大和証券 数百円 最短3日 【現物取引】
約定金額の0.033%
200万円以上:一律660円
【ひな株】
スプレッド制(0.5%)
【ひな株USA】
スプレッド制(0.7%〜最大1.5%)
毎月10取引まで
手数料無料
数百円 最短
翌営業日
0.5% 手数料全額
キャッシュバック中
stream 数万円 最短翌日 無料※1 情報収集に
おすすめ
stock point - 当日~ 無料※2 ポイントで
擬似投資体験
SBIネオモバイル証券 数百円 2日~
1週間程度
月額220円~
※毎月の売買代金により異なる
取引手数料0円
株の売買が
1株から可能
日興フロッギー 100円 最短即日 無料
※100万円以下の注文
dポイントを
使って投資できる
※データはLINE証券PayPay証券CONNECTferciSTREAMStockPointSBIネオモバイル証券日興フロッギーのホームページより引用
※最終更新日:2022年2月12日
※1:ダークプール取引で市場より有利な条件で 取引が成立した場合、その差額の50%が取引手数料になる
※2:提携ポイント毎に、定められた交換率(レート) でアプリ内ポイントへの交換が必要

ここからは各投資アプリの特徴をより詳細に紹介していこう。

LINE証券……LINEアプリで少額投資

取扱商品 国内上場株式、REIT、ETF、
投資信託、信用取引、IPO、CFD、つみたてNISA
国内株式の取扱商品数 約3,700銘柄 (いちかぶは約1,500銘柄)
最低投資金額 100円~
約定手数料 (国内株式) 5万円まで:55円
10万円まで:99円
20万円まで:115円
50万円まで:275円
100万円まで:535円
150万円まで:640円
3,000万円まで:1,013円
3,000万円超:1,070円
※データはLINE証券のホームページより引用
※最終更新日:2022年2月12日

LINE証券の特徴
  • 手数料が安い
  • アプリが使いやすい
  • 独自の「株のタイムセール」がある

LINE証券
LINE証券は「LINE」アプリで投資できる、スマホアプリでの投資に特化した新しいネット証券。
LINE証券は個別銘柄に1株から投資できるのが特徴です。通常は100株単位でしか取引できない日本の有名株を1株から売買できるので、投資に興味があるものの投資資金が無いという人でも気軽に投資を始められるのが魅力です。

LINE証券では指定の株が割引価格で買える「株のタイムセール」という制度もある。

タイムセール中に買った株を次の日には売れるという魅力的な制度だ。

LINE証券では2022年6月30日現在、以下のキャンペーンを実施している。

・キャンペーンに参加で最大5000円相当もらえる
・FXサービス「LINE FX」では、新規口座開設後に1回取引するともれなく5,000円キャッシュバック

手数料も安く、口座開設もLINEアプリで簡単に行えるので、まずは口座を作ってみるといいでしょう。

PayPay証券……1,000円から始められる

4.投資アプリのおすすめ10選
(画像=※PayPay証券のホームページより引用)
取扱商品 国内上場株式、米国株、ETF、投資信託、REIT
国内株式の取扱商品数 160銘柄
最低投資金額 1,000円
約定手数料(国内株式) 基準価格の0.5%~1.0%
(為替手数料除く)
※データはPayPay証券のホームページより引用
※最終更新日:2022年2月12日

PayPay証券
PayPay証券は、(1)銘柄選択、(2)金額指定、(3)購入のわずか3タップで株取引ができるのが売りのスマホ証券。

日本株はもちろん、米国株、ETFへの投資も可能です。最低売買単位に関わらず1,000円から有名企業の株を購入できるため、通常の取引であれば手が届かない企業の株を買うこともできます。

売買手数料は市場開場時間中であれば、日本株、米国株共に0.5%であるが、市場閉場時は米国株で0.7%、日本株では1.0%とやや割高となるため取引時間には注意したい。

取扱銘柄は米国株で147銘柄、日本株で160銘柄と取扱銘柄を増やしており、知名度の高い優良銘柄に投資先を絞っているのも特徴である(2021年10月時点)。

投資を始めたばかりの人でも銘柄を選びやすいだろう。

PayPay証券は、積み株(株の自動積立て)、CFD(差金決済取引)、IPOを対象としたアプリもリリースしています。こちらも投資目的や興味に応じて活用を検討しても良いでしょう。

CONNECT……NISAを利用して非課税で少額投資できる

5.投資アプリのおすすめ10選
(画像=※CONNECTのホームページより引用)
取扱商品 国内上場株式、投資信託、IPO、米国株、信用取引、つみたてNISA
国内株式の取扱商品数 300銘柄
最低投資金額 数百円~
約定手数料 【現物取引】
約定金額の0.033%
200万円以上:一律660円
【ひな株】
スプレッド制
(買付時の金額に0.5%相当の
手数料が含まれる)
【ひな株USA】
スプレッド制
(買付時の金額に0.7%相当(最大で1.5%)の
手数料が含まれる)
※データはCONNECTのホームページより引用
※最終更新日:2022年2月12日

CONNECT
大和証券グループの株式会社CONNECTが提供する少額投資向けのサービス。

CONNECTでは、LINE証券やSBIネオモバイル証券と同じく1株単位での株式の売買が可能だ。

任天堂などの株価が数万円になるような株にも手を出せるのが魅力だ。

CONNECTの優秀な点は、年間120万円までの投資なら利益に税金がかからない「NISA」にも対応している点です。

株式投資では、非NISA口座の場合利益の約20%の税金がかかるので、CONNECTで投資を始めるならぜひNISA口座を開設しておきたいところです。

ferci(フェルシー)……株が買える新SNSアプリ

6.投資アプリのおすすめ10選
取扱商品 東証、名証上場銘柄、REIT、ETF
国内株式の取扱商品数 約3,700銘柄
最低投資金額 数百円
約定手数料 単元未満株の買付:無料
単元未満株の売却:0.55%
※データはferciのホームページより引用
※最終更新日:2022年2月12日

ferci (フェルシー)
ferciはネット証券大手のマネックス証券の提供している、「投資SNS」と「1株投資」が一つになった投資アプリ。

LINE証券やSBIネオモバイル証券などと同様に1株から投資ができる。

ferciには独自の「投資SNS」の機能があります。他の投資家と交流したり、勉強できたりするので、投資初心者で簡単に投資の勉強をしてみたいという人にもferciはおすすめです。

取扱銘柄はマネックス証券の単元未満株 (ワン株) と同様なので、日本の上場企業の株であればほとんど買うことができます。

なお2021年10月現在ferciが対応しているのはiOSのみのため、Androidユーザーは対応を待つ必要がある。

STREAM(ストリーム)……株式委託手数料0円

7.投資アプリのおすすめ10選
取扱商品 国内上場株式、REIT、ETF、米国株など
国内株式の取扱商品数 約3,700
最低投資金額 各銘柄の最低投資単元に準ずる
手数料 無料
ただし、ダークプール取引で市場より
有利な条件で取引が成立した場合、
その差額の50%が取引手数料になる
※データはSTREAMのホームページより引用
※最終更新日:2022年2月12日

STREAM(ストリーム)
STREAMは従来型の株式委託手数料がいつでも、何回取引しても無料というユニークな特徴をもつ投資アプリ。

無料の理由は、サービスを提供しているスマートプラス社は株式注文を受けた際、東京証券取引所(東証)・東証立会外取引(ダークプール)の2ヵ所で価格が有利な市場で約定し、その差額分(半額相当)を会社の収入(取引手数料)とする仕組みになっているからだ。

銘柄ごとに最新ニュースや掲示板なども用意されているため情報収集ツールとしても活用できるほか、ユーザー同士で楽しみながら株取引を学ぶSNSのような使い方ができるのも特徴です。

PayPay証券ほどの手軽さはないものの、手数料が無料でかつ情報収集も効率良く行えることから、投資を本格的に始めたい人は検討したいサービスです。

StockPoint(ストックポイント)……買い物で溜まったポイントで投資体験

取扱商品 国内上場株式など
国内株式の取扱商品数 約170銘柄
最低投資金額
約定手数料 無料
ただし提携ポイント毎に、
定められた交換率(レート)で
アプリ内ポイントへの交換が必要
※データはStockPointのホームページより引用
※最終更新日:2022年2月12日

StockPoint(ストックポイント)
StockPointは資産運用ではなく、投資を疑似体験できるサービス。提携ポイントサービスのポイントが、選択した株式などと連動する。株式を購入するわけではなく、あくまでも株価と連動させているだけなので、配当金や株主優待といった株主の権利は得られない。

StockPointは投資に興味はあるが、実際の資金を投じるのは怖いと考える人の入り口としての役割が大きいだろう。

実際の資金を出さず、日々の買い物でたまったポイントで株式投資の体験ができる。

アプリ内ポイントへの交換レートが手数料扱いとなりますが、実際の資金を拠出する必要はありません。ポイントがたまれば、実際の株式と交換することも可能です。

投資を疑似体験できるアプリとして、一度試してみるのもよいでしょう。

日興フロッギー……情報収集しながら少額投資ができる

取扱商品 国内上場株式、REIT、ETFなど
国内株式の取扱商品数 約3,700銘柄
最低投資金額 100円
手数料 100万円以下の買い:無料
100万円以下の売り:0.5%
100万円超の買い・売り:1.0%
※データは日興フロッギーのホームページより引用
※最終更新日:2022年2月12日

日興フロッギー
日興フロッギーはSMBC日興証券が提供する投資アプリで、100円から国内株式の買付ができる。買付対象は国内上場株式の約3,700銘柄と多く、約定代金が100万円以下であれば買付の手数料はかからない。NISA口座を利用することもでき、配当や譲渡益を非課税とすることができる。

また買付にdポイントが使えるのも特徴で、期間・用途限定ポイントも利用できるため、少額の余ったポイントも投資に活用できる。

現金で取引する前にポイントで投資を体験したい人にも向いています。

SBIネオモバイル証券……Tポイントでの投資も可能

取扱商品 国内上場株式、REIT、ETF
国内株式の取扱商品数 435
最低投資金額 数百円~
約定手数料(国内株式) 【月間の約定代金合計額に
応じて以下のように変動】

50万円以下:220円
300万円以下:1,100円
500万円以下:3,300円
1,000万円以下:5,500円
以降、100万円ごとに
1,100円(税込)が加算(上限なし)
SBIネオモバイル証券のホームページより引用
※最終更新日:2022年2月12日

SBIネオモバイル証券の特徴
  • 実質手数料無料で取引し放題
  • 高額株も投資しやすい

SBIネオモバイル証券
SBIネオモバイル証券は国内株式を1株単位で購入できる証券会社。通常であれば投資に最低でも数十万円かかるような高額の株でも、1株単位なので投資しやすい。
SBIネオモバイル証券は手数料体系に特徴があり、月間の売買代金が50万円以下であれば、税込220円の定額で取引ができます。毎月Tポイントを200ポイントもらえるので、実質的な取引手数料は20円ということになり、証券会社としては破格の取引手数料です。

手数料(税込)は売買代金に応じて300万円以下で1,100円、500万円以下で3,300円とアップする。

売買代金が50万円だった場合の手数料率は0.04%と非常に安い。

SBIネオモバイル証券はTポイントで投資を行えることも大きな特徴です。1ポイント=1円相当で利用でき、たまったポイントで気軽に投資ができるメリットもあります。

7. ロボアドバイザー型のほったらかし投資アプリ

投資アプリのおすすめ
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

ロボットアドバイザー型のアプリは、最初に設定すればあとはロボットアドバイザーが自動で資産管理を行なってくれるので、手間がほとんどかからず資産形成できるのが魅力だ。

まずはロボットアドバイザー型のアプリをそれぞれ比較してみよう。

アプリ名 投資
金額
手数料 おすすめポイント
LINEスマート投資

500円~ 運用資産の
1.0%(税抜)
LINEアプリで
全て管理できる
wealth
10万円~ 運用資産の
1.0%(税抜)
ロボアド運用者数No.1※
手間0で資産形成
を始められる
トラノコ

5円~ 運用資産の0.33%
+
月額 300円
日々の買い物の
お釣りで投資できる
マメタス

1万円~ 運用資産の
1.0%(税抜)
WealthNaviに
お釣りで投資できる
folio

10万円台~ 運用資産の
1.0%(税抜)
ETFを利用して
ポートフォリオを構築
theo

10万円~ 運用資産の
0.65%~1.0%(税抜)
多彩なETFに
投資可能
データはLINEスマート投資WealthNaviトラノコマメタスFOLIOTHEOのホームページより引用
※最終更新日:2022年2月12日
※一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2021 年3 月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 モーニングスター社調べ(2021 年6 月時点)

LINEスマート投資……週500円から手軽に投資

取扱商品 海外ETF
最低投資金額 週500円(月2,000~2,500円)
手数料 運用資産の1.0%(税抜 年率)
※3,000万円以上は0.5%
※データはLINEスマート投資のホームページより引用
※最終更新日:2022年2月12日
LINEスマート投資
LINEスマート投資はコミュニケーションアプリ「LINE」を通じて投資ができるサービス。積立投資の場合、週500円から投資を始めることができる。運用はFolioと投資一任契約を結ぶこととなり、目標金額と積立額に応じて自動的に設定されたポートフォリオを通じ、海外ETFへ分散投資を行う。
LINEスマート投資の特徴は、投資へのハードルを低くすることに力を注いでいる点です。最低投資金額を低く設定し、ポートフォリオの設定も簡単にできるよう工夫されています。運用指示や資産管理も全て「LINE」のアプリから行える点も、手軽な投資を後押しする要素です。

WealthNavi(ウェルスナビ)……投資一任契約で簡単投資

取扱商品 海外ETF
最低投資金額 10万円
手数料 運用資産の1.0%(税抜、年率)
※長期割等の優遇制度あり
※データはWealthNaviのホームページより引用
※最終更新日:2022年2月12日
WealthNavi(ウェルスナビ)
WealthNaviは投資家ごとに最適なポートフォリオを構築し、自動で投資を行うロボアドサービス。6つの質問に答えるだけで、リスク許容度を判定し、それに応じた最適なポートフォリオが組まれる。投資一任契約を結ぶこととなるので、後の売買やリバランスはお任せで構わない。運用は米国上場ETFを通じて、様々な資産に分散投資される。

手数料は1.0%とやや高い印象を受けるが、これは投資一任契約を結ぶためだ。

また、長期間、一定の資金を運用した場合には手数料率が割引となる制度もある。
出典:WealthNavi『長く続けるほどお得な「長期割」』

多くの金融機関との提携や航空会社のマイレージサービスとの提携を行っている点もメリットとなろう。

手数料は1.0%とやや高い印象を受けるが、これは投資一任契約を結ぶためだ。また、長期間、一定の資金を運用した場合には手数料率が割引となる制度もある。多くの金融機関との提携や航空会社のマイレージサービスとの提携を行っている点もメリットとなろう。

アプリで入出金の管理や資産状況の確認も簡単に行えるので、資産管理の手間を省きたい人には便利なサービスです。

WealthNaviでは2021年10月現在、新規利用者を対象に、入金額と「おまかせNISA」の利用状況に応じて最大5,000円の現金をプレゼントするキャンペーンを実施しています。この機会にアプリで手軽な資産形成を始めてみるのもいいでしょう。

出典:WealthNavi『新規ご利用プログラム』

トラノコ……おつりで投資ができる

取扱商品 国内外ETF(株式、債券、REITなど)
最低投資金額 5円以上、1円刻み
手数料 月額利用料300円(税込)+運用報酬0.3%(税抜、年率)
+監査費用等その他手数料
※データはトラノコのホームページより引用
※最終更新日:2022年2月12日
トラノコ
トラノコはクレジットカードや電子マネーを使って買い物をした際に、疑似的に「おつり」が出る設定をすることで、その分を自動で投資に回せるサービス。たとえば1,000円単位で設定すると、380円の買い物をした場合は620円がおつりになり投資に回すことになる。nanacoポイントやANAマイルなど、日々の買い物で貯めたポイントを投資に回すこともできる。
日常の買い物が投資につながるため、意識せずに投資額を積み増すことが可能です。投資先は「安定重視」、「バランス重視」、「リターン重視」の3種類から選ぶだけで、地域ごとの株式や債券を組み入れ資産とする上場投資信託(ETF)に自動的に投資してくれるので管理の手間も省けます。

出典:トラノコ『3つのファンドから選ぶだけ』

手数料は月額利用料300円のほかに、運用報酬が純資産額の年0.3%、その他手数料などがかかります。運用額が少ないと手数料が割高となってしまうため、おつりの設定はできるだけ多く出るようにしておくのが望ましいでしょう。

おつりで投資ができる「トラノコ」始める

マメタス by WealthNavi(ウェルスナビ)……おつりをそのままお任せ投資

取扱商品 海外ETF
最低投資金額 1万円
手数料 運用資産の1.0%(税抜、年率)
※長期割等の優遇制度あり
※データはマメタスのホームページより引用
※最終更新日:2022年2月12日
マメタス by WealthNavi(ウェルスナビ)
マメタスはトラノコ同様、クレジットカードでの買い物をした際の疑似的なおつりで投資を行うサービス。おつりはWealthNaviによって運用される。WealthNaviの付随サービスといった位置付け。
WealthNaviと異なり、おつりが1万円たまった時点から運用が開始されるため、より手軽に投資を行えることも魅力です。アプリでたまったおつりや資産状況の確認も手軽にでき、楽しみながら資産形成を行いたい場合にはおもしろいサービスです。

マメタスを始めるにはまずはWealthNaviで口座開設する必要があるので、下記リンクから口座開設を申し込みましょう。

FOLIO(フォリオ)……テーマで投資先が選べる

13.投資アプリのおすすめ10選
取扱商品 ETF
最低投資金額 10万円~
手数料 運用資産の1.0%(税抜)
FOLIOのホームページより引用
※最終更新日:2022年2月12日
FOLIO(フォリオ)
FOLIOが提供する「ROBO PRO」は、AIによって先行指標の分析、投資商品の選定から運用まですべてのプロセスが自動化されているで、手間をかけずに資産運用を始められる。
人間の能力では処理できない量のデータをAIにより分析し運用戦略に活かしています。大胆に資産配分を変更してパフォーマンスの最大化を狙う運用です。

毎月1万円からの積立投資も可能で長期的な資産形成が行えます。一括で投資する場合は投資タイミングに悩みますが、投資のタイミングを毎月の積立日に分散することで、ストレスなく投資を続けられます。

THEO(テオ)……きめ細やかなお任せ投資

14.投資アプリのおすすめ10選
(※THEOのホームページより引用)
取扱商品 海外ETF
最低投資金額 10万円
手数料 運用資産の0.65%~1.0%(税抜 年率)
※運用資産額に応じて異なる
※データはTHEOのホームページより引用
※最終更新日:2022年2月12日
THEO(テオ)
THEOはWealthNaviと同じく、投資一任契約を結ぶロボアドサービス。WealthNaviとの主な違いは運用対象ETFの種類の多さと手数料体系だ。
運用対象となるETFは30銘柄程度あり、これを5つの質問で分析した各人のリスク許容度に応じてポートフォリオを組みます。WealthNaviの運用対象は7銘柄程度であり、ポートフォリオの選択肢はTHEOのほうが多いです。

出典:THEO『THEOの仕組み』

手数料は原則1.0%であるが、運用資産額に応じた割引があり、手数料体系もきめ細やかに設定されている。

最低投資金額が1万円に設定されている点も投資初心者にはありがたい。

アプリで簡単に資産状況の確認もできるので、資産形成の強い味方になるでしょう。

8.最低投資金額が安い!株式投資の取引アプリランキング

投資アプリのおすすめ
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

ここまで解説してきた投資取引アプリについて、最低投資金額を基にしたランキング表を作成した。

投資取引アプリおすすめランキング
アプリ名 最低投資金額 国内株式の
取扱商品数
投資対象 口座開設日数 約定手数料
1
トラノコ
詳細はこちら
5円 国内外ETF
(株式、債券、REITなど
4日~
1週間程度
月額利用料300円(税込)+
運用報酬0.3%(税抜、年率)
+監査費用等その他手数料
2
フロッギー
詳細はこちら
100円 約3,700 国内上場株式、
REIT、ETFなど
最短即日 100万円以下の買い:無料
100万円以下の売り:0.5%
100万円超の買い・売り:1.0%
3
ferci
詳細はこちら
数百円 約3,700 東証、名証上場銘柄 最短
翌営業日
単元未満株の買付:無料
単元未満株の売却:0.55%
4
SBIネオモバイル証券
数百円 435 国内上場株式、
REIT、ETF
2日~
1週間程度
【月間の約定代金合計額に
応じて以下のように変動】
50万円以下:220円
300万円以下:1,100円
500万円以下:3,300円
1,000万円以下:5,500円
以降、100万円ごとに1,100円
(税込)が加算(上限なし)
5
LINE証券
詳細はこちら
数百円 3,700銘柄 国内上場株式、REIT、
ETF、投資信託
最短
翌日
数百円~
5万円まで:55円
10万円まで:99円
20万円まで:115円
50万円まで:275円
100万円まで:535円
150万円まで:640円
3,000万円まで:1,013円
3,000万円超:1,070円
6
CONNECT
詳細はこちら
数百円 300銘柄 国内上場株式、
投資信託、IPO
最短3日 【現物取引】
約定金額の0.033%
200万円以上:一律660円
【ひな株】
スプレッド制
7
LINEスマート投資
詳細はこちら
500円 海外ETF 最短翌営業日 運用資産の1.0%
(税抜 年率)
8
PayPay証券
詳細はこちら
1,000円 160 日本株、米国株、ETF 2~3週間 基準価格の
0.5%~1.0%
(為替手数料除く)
9
マメタス
詳細はこちら
1万円~ 海外ETF 最短2営業日 運用資産の1.0%
(税抜、年率)
10
theo
詳細はこちら
1万円~ 海外ETF 最短翌日 運用資産の
0.65%~1.0%
(税抜 年率)
11
STREAM
詳細はこちら
数万円 約3,700 国内上場株式、
REIT、ETF、米国株など
各銘柄の最低投資
単元に準ずる
最短翌日 無料
ただし、ダークプール取引で
市場より有利な条件で
取引が成立した場合、
その差額の50%が
取引手数料になる
12
folio
詳細はこちら
10万円~ ETF 最短翌営業日 運用資産の1.0%
(税抜)
13
wealth
10万円 海外ETF 最短2営業日 運用資産の1.0%
(税抜、年率)
14
stockpoint
詳細はこちら
約170 国内上場株式など 即日 無料 ただし提携ポイント毎に、
定められた交換率(レート)
でアプリ内ポイント
への交換が必要
※最終更新日:2022年2月12日

投資最低額がもっとも低いのは、おつりで投資をするトラノコです。国内株式で少額投資をするなら、上位の日興フロッギー・fecri・SBIネオモバイル証券・LINE証券・CONNECTなどが適しています。

9.投資アプリを使用するメリットは?

5.投資アプリのおすすめ10選
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

投資アプリを利用することには、以下3点のメリットがある。

投資アプリのメリット
  • 少額投資ができる
  • ポートフォリオが組みやすい
  • すきま時間に利用できる

1,少額投資ができる

投資アプリのおすすめ
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

投資の初心者がやりがちな失敗の1つとして、いきなり大口の取引をして大きな損失を出してしまうパターンがある。

投資の知識があまりない段階で大きな取引をすると、成功確率が低く非常にリスクが高い。

また取引ツールの操作を間違えると、想定していなかった取引をしてしまうこともある。

投資アプリなら少額投資がしやすいので、初心者も安心して利用できます。数百円・数千円といった規模の取引で始めて、慣れてきたら少しずつ金額を上げていきましょう。

2,ポートフォリオが組みやすい

投資アプリのおすすめ
(画像=MONEY TIMES編集部制作)
ポートフォリオ
ポートフォリオとは資産の構成割合のことを意味する。たとえば国内株式30%、海外株式40%、国内債券30%といった割合だ。
一部の投資アプリは、利用者のリスク許容度に応じて、自動的にポートフォリオを組むことができます。

運用を進めるうちに当初のポートフォリオと変化した場合、リバランスして元のポートフォリオを維持することもできるので、利便性が高い。

3,すきま時間に利用できる

投資アプリのおすすめ
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

アプリを通じて簡単に注文が出せるので、ネット環境があればいつでもどこでも取引ができる。

外出先や電車で移動しているときなど、すきま時間を生かした投資が可能です。

短期投資ではその場でのスピーディーな判断が求められるので、市況やニュースなどの状況をリアルタイムで入手できるのはメリットが大きい。

10.毎月1万円からほったらかしで投資をしたら、何ヵ月でいくら儲かる?5万円なら?

投資アプリのおすすめ
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

毎月1万円または5万円の積立を設定してそのままほったらかしておくと、6か月や12か月でどの程度の利益になるのか、シミュレーションをしてみた。

毎月1万円の積立投資の場合

投資アプリのおすすめ
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

運用益が年率3%・5%・7%と仮定して、毎月1万円を積み立てると、下記のような結果となる。

運用益 6か月 12か月
年率3% 60,418円(利益:418円) 121,556円(利益:1,556円)
年率5% 60,695円(利益:695円) 122,594 円(利益:2,594円)
年率7% 61,393円(利益:1,393円) 125,206円(利益:5,206円)
※各種税金は考慮しない
金融広報中央委員会「知るぽると」のシミュレーションを使って試算した(以下すべて同様)

6か月では大きな利益にはなりにくいですが、12か月では数千円の利益が生まれます。

毎月5万円の積立投資の場合

投資アプリのおすすめ
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

毎月5万円の積立を行った場合のシミュレーション結果は下記のとおりだ。

運用益 6か月 12か月
年率3% 302,092 円(利益:2,092円) 607,783円(利益:7,783円)
年率5% 303,485 円(利益:3,485円) 612,983円(利益:12,893円)
年率7% 304,880 円(利益:4,880円) 618,199円(利益:18,199円)
※各種税金は考慮しない

毎月の積立額を増やすと、利益もその分だけ大きくなります。経済的に問題ない範囲で、徐々に積立額を増やすのもおすすめです。

11.投資アプリを使用するデメリット・注意点は?

7.投資アプリのおすすめ10選
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

投資アプリはメリットが多いが、以下の点には注意が必要だ。

投資アプリのデメリット・注意点
  • 短期的な結果にとらわれやすくなる
  • スマホから離れる時間が作りにくくなる
  • スマホのセキュリティ対策を怠ると危険
  • ながら投資で判断を誤る

投資アプリのデメリット・注意点1,短期的な結果にとらわれやすくなる

投資アプリのおすすめ
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

投資の初心者は短期的な損益で一喜一憂してしまう傾向がある。

損失にショックを受けて感情的な取引をしてしまい、さらなる損失を出してしまうこともあります。

デイトレードやスキャルピングといった短期の値動きのトレードに挑戦する初心者もいるが、短期トレードを繰り返して利益を上げ続けることは初心者には難しい。

短期トレードは集中して取引画面を見続ける必要があり、損益にとらわれない冷静な判断も求められる。

初心者は短期的な結果を追求するのではなく、中長期の視点でトレードをすることが望ましいでしょう。

投資アプリのデメリット・注意点2,スマホから離れる時間が作りにくくなる

投資アプリのおすすめ
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

あまりに投資アプリに夢中になると、スマホをいじる時間が必然的に多くなる。

「スマホ依存」という言葉で注意喚起されることがありますが、昼夜逆転になって生活を崩してしまう、仕事に集中できなくなる、歩きスマホで事故になるといった問題が発生する恐れもあります。

いつでも使用するのではなく、投資アプリを使う時間を決めておくことで、スマホ依存に陥りにくくなる。

定期的にスマホの使用時間をチェックして、使いすぎていないか振り返るのもおすすめです。

投資アプリのデメリット・注意点3,スマホのセキュリティ対策を怠ると危険

投資アプリのおすすめ
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

第三者にスマホの不正利用をされるリスクがあるので、スマホのセキュリティ対策はしっかり行おう。

スマホをなくしたり盗まれたりすると、スマホを拾った第三者がアプリに勝手にアクセスして、証券口座から出金をしたり不正な取引をしたりするリスクがあります。

パスワードは推測されにくい複雑なものにする、二段階認証を設定するなど、不正利用されにくいセキュリティ状態を保つようにしましょう。

投資アプリのデメリット・注意点4,ながら投資で判断を誤る

投資アプリのおすすめ
(画像=MONEY TIMES編集部制作)

スマホを通していつでも手軽に取引できるのは投資アプリのメリットだ。

しかし食事をしたりテレビを見たりしながら、適当な判断で取引をすると失敗しやすい。

取引の最中に他のことをしていると、投資に集中できないので適切な判断ができなくなるのが問題です。

画面操作をミスすると大きな損失を出してしまう恐れもあります。取引をするときは「ながら投資」はせず、投資だけに集中しましょう。

12,スマホ証券(投資アプリ)を使って投資のハードルを下げよう

15.投資アプリのおすすめ10選
(画像=insta_photos /stock.adobe.com)

投資は対面取引からネット証券に移り変わり、さらにはアプリで気軽に行える所まで来ている。投資に対するハードルが下がった今、投資を躊躇する理由はどこにもない。自分に合いそうなサービスを見つけ、まずは月1,000円からでも投資にチャレンジして、資産形成の楽しみを味わってもらいたい。

弐億貯男氏
個人投資家・弐億貯男氏による株式投資初心者へのアドバイス

以前と比べて、株式投資は数千円など安い資金で始めることができるようになっています。よく「株について勉強してからでないと実際に投資するのは怖い」という話を耳にしますが、少額で始められるわけですから、まずはやってみるべきです。やってみることで投資の経験や知識を積むことができるし、経済や企業の動向などに興味を持つことができるからです。それなりに余裕資金がある人でも、まずは2、3年程度、経験と実績を積むために少額から始めたほうがいいでしょう。

詳細はこちら:2億円の目標を前倒しで達成! サラリーマン投資家・弐億貯男さんが語る割安成長株発掘の極意 (株式会社ZUU)よりMONEY TIMESが引用

弐億貯男氏
2002年10月に株式投資を開始。サラリーマンとして働きながら投資を続け、2019年には元本の250万円を追加入金を一切せずに2億円まで増やすことに成功した。割安成長株への投資を強みとしており、含み損益を考慮しない年間の実損益ベースでは、2007年以外はずっと前年比プラスの成績を維持している。ハンドルネームにもなっている資産2億円は達成したため、現在は2029年までに5億円という目標を設定。

■公式ブログ:サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみました。
■公式Twitterアカウント:@2okutameo

13,投資アプリでよくある5つのQ&A

投資アプリにはどのような種類があるのか?
LINE証券などのように自分で投資先を選べるアプリと、WealthNaviに代表される初期設定をしてAIが自動で資産管理を行ってくれるロボアド型アプリがある。
自分で投資先を選んで投資するアプリを提供証券会社は?
代表的な証券会社はLINE証券、SBIネオモバイル証券、PayPay証券など。ほかにもSTREAMといった売買手数料が無料のアプリが注目を集めている。
LINE証券の特徴は?
1株から有名企業の株を購入できるのが特徴。また「株」のタイムセールという割引もLINE証券ならではの独特なサービスだ。
ロボットアドバイザー型のアプリを提供している証券会社は?
「LINEスマート投資」のLNE証券、Weathnaviが特に有名。その他、お釣り投資などができるトラノコなどもある。
LINEスマート投資の特徴は?
週500円から米国ETF投資を始めることができる「ワンコイン投資」と特定のテーマを選んで複数の企業に投資できる「テーマ投資」が特徴だ。

その他のネット証券も確認する

口座開設数1位、IPO取扱数1位、投信本数1位、外国株取扱国数1位
>>SBI証券の口座開設はこちら
口座開設数2位、外国株や投資信託に強く、マーケットスピードも使える
>>楽天証券の口座開設はこちら
株主優待名人の桐谷さんも開設、少額取引の手数料が0円
>>松井証券で投資を始めるにはこちら
IPO当選確率を上げるならおすすめ、ツールも魅力的
>>岡三オンライン証券の口座開設はこちら
手数料が業界最安値水準な上に取引でポイントがたまる
>>DMM.com証券の口座開設はこちら

近藤真理
執筆・近藤真理
南山大学外国語学部卒業。野村證券の引受部門で勤務後、ビジネス系翻訳や工業系翻訳業務に従事。
2013年より、総合証券とネット証券を使い分けながら、資産運用を開始。2017年から各種WEBサイトのフリーライターとして活動、現在は経済金融系記事を中心に執筆している。
■保有資格
証券外務員一種、二種
投資診断士
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
AFP認定者
南山大学外国語学部卒業。野村證券の引受部門で勤務後、ビジネス系翻訳や工業系翻訳業務に従事。
2013年より、総合証券とネット証券を使い分けながら、資産運用を開始。2017年から各種WEBサイトのフリーライターとして活動、現在は経済金融系記事を中心に執筆している。

■保有資格
証券外務員一種、二種
投資診断士
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
AFP認定者

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