それぞれのメリット・デメリットについて

実物資産として保有しておきたいものは見つかりましたでしょうか。ここからは、実物資産のそれぞれのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

2000年代以前はインフレヘッジとしての需要が高く、インフレになると価格が高騰し、落ち着くと下落するという現象が見られました。ところが2000年代以降では、新興国での金の需要が高まったため、インフレに関係なく価格を伸ばしています。
金投資のデメリットとして、株式投資などと違い販売価格(業者から買い取る価格)と買取価格(業者に売る価格)が異なる点、さらに販売業者によって価格が異なる点が挙げられます。

アンティークコイン

インフレヘッジにも利用でき、美術品としても楽しめるというのがアンティークコインのメリットです。アンティークコインを投資に活用する人も増えており、今後需要が高まる可能性があります。

アンティークコインは、長期投資が基本となります。そのため、将来子どもや孫に資産を残しておきたいという人にもおすすめです。一方で、株に比べて換金性が悪いのはデメリットといえます。また、偽物のコインを購入してしまう可能性もあるかもしれません。さらに、売買は海外が主となるため、英語を習得している人の方が投資をしやすいでしょう。

腕時計

腕時計投資のメリットは、身につけながら投資ができるという点にあります。ファッションとして楽しみながら、最終的には売却して利益を得ることができます。売買が簡単で、分かりやすいのもメリットでしょう。ただし、腕時計を紛失したり、盗難されたりといったリスクは念頭に置いておかなければなりません。

自分にぴったりの実物資産を見つけよう

このほか、有名な実物資産にはウィスキーやワインもあります。まずは普段から親しんでいるもの、興味のあるものを投資に利用してみましょう。専門的な知識や目利きが必要なアート作品などよりも分かりやすく、売却して譲渡益を得ない限りは税金もかかりません。実物資産は、子どもや孫に残す資産としてもおすすめです。

提供元・YANUSY

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