日常が変わればスマホも変わる

進化を重ねたAQUOS senseシリーズは、誕生から約4年で「AQUOS sense4」までバージョンアップしている。21年春モデルの新製品として登場する「AQUOS sense5G」は、20年秋に発売したAQUOS sense4の5G対応版。最新の通信規格への対応にともなって、機能も拡張している。
 

BCN+R
AQUOS sense5G(写真=BCN+Rより引用)

画面はAQUOS sense4と同じく5.8インチのIGZO液晶ディスプレイを搭載し、テレビ「AQUOS」シリーズで培った技術を惜しみなく投入している。また、洗面台からはねた水やちょっとした雨で濡れても問題ないよう、IPX5・IPX8/IP6Xの防水・防塵性能を備える。おサイフケータイ機能/NFCにも対応し、日常での使い勝手はバツグンだ。

OSは最新のAndroid 11に対応。CPUは「Snapdragon 690 5G」を備え、従来機種「AQUOS sense3」の約2.4倍の性能を持つ。これにより、Webページの閲覧や動画再生など、あらゆる操作が快適になった。アウトカメラは標準、広角、望遠の3眼。細かい設定を調節しなくても、撮影した写真を自動でキレイに仕上げてくれる。一台で生活のさまざまなシーンを支えてくれる端末だ。

また、5Gによる高速・大容量通信を活かす新機能として、「テザリングオート」機能を搭載。自宅にいるときだけテザリングを自動でONにするので、無駄なくPCやタブレット端末を高速インターネットに接続できる。さらに、動画視聴時にワンボタンで画面を上下2段に分割表示し、上段で動画を見ながら下段でインターネット検索やSNSを同時に使える機能も備える。“ながら見”にはうってつけの機能だろう。

このほか、AQUOS sense4で使える基本機能はもちろん搭載している。QRコード決済が普及してきていることから、指紋センサーを数秒押し続けることで決済アプリを起動できる「Payトリガー」。ウェブサイトやSNSなどを自動でスクロールする「スクロールオート」。指1本でスクリーンショットが撮影できる「ClipNow」など、時代にあわせた使いやすさを追求している。

このように、AQUOS sense5Gは5Gを活かせる端末ではあるが、肝心の5G通信網はまだ設備を整えている最中。普及しきってはいない。それでも、今5G対応端末を手掛けるのは、「各通信キャリアからは、5G通信を含んだ容量で手ごろなプラン が続々と登場している。家に光回線を引いていなくても、使い放題ならテザリングで5Gを介した高速通信が可能になる。サービスによっては、家計の負担を軽くしてくれるかもしれない」(平嶋主任)と将来に期待を寄せているからだ。

さらに、AQUOS sense5Gにはその優れたコスパを活かして、5Gへの入り口となることも期待されている。「『5Gに対応していてよかった』という体験を、最新技術に興味のない人にも届けたい」と清水課長は想いを語る。消費者の楽しむコンテンツが増えるにつれ、通信の需要はますます上がっていく。そうした時に、ストレスなく自然に楽しめる手段としてAQUOS senseシリーズは今後も進化を重ねていくという。5年連続のシェアNo.1なるか、今後も注視していきたい。

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提供元・BCN+R

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