肺がんなどの健康a被害を引き起こす可能性があるアスベストがニトリの商品に含まれることが分かり、2020年12月26日、ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長が記者会見を開き謝罪しました。
ニトリの商品355万点にアスベスト
ニトリホールディングスが116品目の商品について検査を行った結果、アスベストが含まれていたのはコースターとバスマットの23商品で、計335万点にのぼります。これら珪藻土を使用した製品には、法令の基準を超えるアスベストが含まれていたとして問題になりました。
なぜこのようなことになったのか?
「ニトリの製品にアスベストが含まれている」この事実が発覚するきっかけとなったのは、大阪府貝塚市のふるさと納税返礼品にされていた珪藻土バスマットからアスベストが検出された問題でした。
ニトリでも同様の珪藻土バスマットを販売していたことから、同社は珪藻土製品の分析を委託します。結果、珪藻土コースターからアスベストが検出され2020年12月18日に自主回収を発表しました。
その後も珪藻土製品から次々とアスベストが検出され、2021年1月現在、商品355万点を回収する事態となっています。
回収対象の製品は?
アスベストが含まれている製品は珪藻土のバスマット2種とコースター12種です。
アスベストが含まれている製品は返品を
アスベストが含まれていた製品を購入した方は、一般の家庭ごみとして廃棄せず、ニトリに返品しましょう。アスベストは一般ごみとして廃棄することはできません。返品の際にも注意が必要です。
アスベストが飛散しないよう、2重にしたビニール袋に入れテープなどで封をして返品を行いましょう。返品は、直接ニトリの店舗の「珪藻土回収相談カウンター」にて行います。店舗に持っていくことが難しい場合は、ニトリから回収が行われるまでアスベストが飛散しないよう封をして保管してください。
アスベスト含有商品はすぐに使用を中止しましょう
ニトリホールディングスは「通常使用ではアスベストが飛散する恐れはないものの、商品の一部が欠けてしまった、削ってしまったという場合にはアスベストが飛散する可能性があるためすぐに使用中止してください」と呼び掛けています。
手元に珪藻土製品がある方はまず問題の商品かを確認しましょう。回収対象の商品に該当する場合は安全のため、2重にしたビニール袋に入れテープなどで封をしてからニトリの店舗に持っていきましょう。
文・YANUSY編集部/提供元・YANUSY
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