長時間労働の是正等による生産性向上に早くから取り組んでいたワークマン

政府が進めている働き方改革は、このような日本の「長時間労働×低生産性」を改善し生産性を向上させる狙いがあります。

一人当たりの労働生産性が日本を大きく上回るドイツの総労働時間は、日本の約8割に相当する1,300時間です。頑張っているのに業績が上がらない、頑張っているのに給与が上がらない、ならばさらに頑張ろうと考えるのは間違いといわざるを得ません。

「しない経営」で役員も社員も余分なことを捨てて、重要な業務に注力した結果が今のワークマンの業績につながっているようです。

ワークマンは具体的に何を「しない」のか?

最後に、ワークマンが実践する「しない経営」の内容をご紹介します。

・短期目標、ノルマ、期限を設けない
・残業しない
・他社と競争しない
・値引きをしない
・顧客管理をしない
・取引先を変えない
・対面販売をしない
・レジを締めない
・社内行事をしない
・会議は極力しない
・頑張らない

これ以外にも、いくつか「しない」と定められたことがあり、これを社員だけでなく役員も心がけているそうです。することを決めるのではなく、しないことを決める。他にはない考え方で成功を収めているワークマン、その快進撃はこれからも続いていきそうです。

提供元・YANUSY

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