非日常空間を追究
出典元:Googleトレンドで振り返るYear in Search──2020年を見つめてこれからのビジネスを見据える5つのアイデア
外出が制限される中でも、密にあたらない「ソロキャンプ」や「コテージ」などの検索量も増加したキーワードの一つである。換気などの対策を考えずに過ごせる自然の中で、思うままに時間を過ごし、非日常を楽しみたい生活者が増えているのだ。行動が制限されている反動から、外で活動的に動き、解放感を得るなどして癒やされたいと感じていることが要因だろう。
また、外に出られない場合においては、「電子楽器」など、自宅で楽しめる趣味の検索も増加している。趣味での成長や遊びの追究など、これまでにはない新しい消費行動により、毎日を楽しめるよう「工夫する生活者」が増加しているのだ。
まとめ
Googleの検索トレンドから、生活者の消費行動の変化を追いかけることができた。調査結果をもとに、企業は生活者の「感染に対する不安」を避けた場所で、「心地よさ」や「癒やし」「解放感」などが得られるビジネス施策を打ち出すべきだろう。
また、「気軽」であること、「成長実感」につながるような活動であることもポイントだ。企業は生活者の興味や関心の移り変わりを注視し、最適なコンテンツを提供するための分析を続けよう。
参照元:Googleトレンドで振り返るYear in Search──2020年を見つめてこれからのビジネスを見据える5つのアイデア
提供元・MarkeTRUNK
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