歴史あるクレジットカード決済も進化の時?

タッチ決済が可能になり会計のスムーズさも大幅に改善された
(画像=オトナライフより引用)

 さらに、これまでマーケティングに欠かせない武器だったクレジットカード会社が持っている顧客のカード利用情報が、Google やAmazon などの持つ検索・アクセス履歴、購入履歴といった上位互換の情報に取って代わられる可能性も指摘されている。そうした強みを徐々に失い続けていくことで、クレジットカードは弱体化していくことになるかもしれない。
 実際にクレジットカード会社のひとつ・マスターカードではAppleと提携しクレジットカード「Apple Card」をリリースした。飲み込まれる脅威を味方につけることで最先端のデジタル技術も利用できるようになり、時代の波に飲まれず新たなクレジットカードへの生まれ変わりを目指しているようだ。

 ここのところ、クレジットカードもICカード決済のような“タッチ決済”が可能になっているものも多く、従来のかたちから変貌を遂げている最中だ。しかしタッチ決済は「Suica」が20年前には使っていた方法。競争力としてはまだまだ弱いと言わざるを得ない。これからの「決済方法同士の主流争い」を勝ち抜くには、マスターカードのように新技術の導入に積極的になるべきだろう。今後クレジットカード決済が“カード”という形式からどう進化していくのか。その行く先はGAFAの手に委ねられているのかもしれない。

参照元:「クレジットカード、半導体も…」GAFAが狙う次のターゲットは?【PHPオンライン衆知】

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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