効果があった施策の代表は「オンラインセミナーの活用」「オンライン商談の導入・強化」
多くの企業は、新型コロナウイルスの感染拡大は企業活動にマイナスの影響を与えていると判断していた。それでは、企業はマーケティング面においてどのような対策をしたのだろうか。調査した結果は下の通りだ。
出典:新型コロナウイルスの感染拡大後のマーケティング活動への影響調査
続いて、これらの中で効果があった施策について調査された。
出典:新型コロナウイルスの感染拡大後のマーケティング活動への影響調査
多かった回答は「オンラインセミナーの活用」「オンライン商談の導入・強化」だった。
逆に効果が感じられなかった施策としては以下のような声があったそうだ。
・リスティング広告
・ホームページ強化による問い合わせ獲得
「リスティング広告」については、広告出稿が急増し、クリック単価の上昇とコンバージョンレートの低下が起こったためだと分析されている。
「ホームページ強化による問い合わせ獲得」については、コンテンツの量・質が不足していて効果がでるまで継続できなかったという声があったらしい。また、効果が見えるまでに時間がかかるため、効果測定に至っていないという声もあったそうだ。
今回の調査では、新型コロナウイルスによる影響がどのくらい持続すると考えるかについても質問している。その結果、「1年以上」に該当する回答が80%を超えていた。今後も新型コロナウイルスの影響下で効果的な施策の追求が続いていきそうだ。
参照元: https://innova-jp.com/covid-19-research-report-20201217/
提供元・MarkeTRUNK
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