デヴィッド・ベッカム Fred Duval / Shutterstock.com
元サッカー選手であり実業家としても活躍するデヴィッド・ベッカム(49歳)が、自身の几帳面すぎる性格が家族を困らせていることを明かした。
「整理整頓されすぎて疲れる」
マイアミビーチのファエナ・ホテルで、自身の新しいサプリメントブランド「IM8」の発表会に登壇したベッカムは、「毎日とても整理整頓された生活を送っている。自分でも疲れるほどだ」と語った。この習慣が時に妻ヴィクトリアや4人の子どもたちを苛立たせてしまうこともあるという。
「妻も子どもたちも時々うんざりしている。でも私がいなければ、家の中は散らかり放題で、みんな色々なことを忘れてしまうだろう」とベッカムは冗談交じりに語り、会場の笑いを誘った。
ベッカム夫妻には、ブルックリン(26)、ロメオ(22)、クルーズ(20)、ハーパー(13)という4人の子どもがおり、日々のスケジュールも非常に規則正しいという。
ベッカムは朝誰よりも早く起き、娘ハーパーの朝食を作り、学校へ送り届けた後、ヴィクトリアと一緒にトレーニングを行う。その後はオフィスで仕事をこなし、夕方には娘を迎えに行き、夕食を作る。まるで「普通の親」のような生活を送っていると語った。
強迫性障害(OCD)を公言
また、発表会では自身の強迫性障害(OCD)についても言及。ステージ上でピラミッド状に積まれた赤いIM8のボトルの位置を整えながら、「これ、少しズレていたんだ」と微笑んでいたのが印象的であった。
ベッカムは以前から、すべての物を直線に並べたり、ペアにする習慣があると公言しており、Netflixのドキュメンタリー『Beckham』(2023年公開)でもその様子が紹介されている。「冷蔵庫の中のペプシ缶が1本多ければ、別の棚に移す。すべて完璧でないと気が済まない」と明かしていた。