まずはこれだ。いつもは大量にいるベイト(ハク)がこの日は全くいなかった。正確にはいるにはいたが、数匹確認できる程度で、ほぼいない。これが1番の誤算だった。

前回の釣行ではベイトも多く、アタリもかなりあった。だが、この日はどうしたことかさっぱりだ。こんなときこそベイトの動きに注意し、慎重な釣りをしていれば釣れていたかもしれない。
クリアウォーター
これも大きな要因だと考える。千葉県では前々日に雨やヒョウがそれなりに降ったが、その影響は取れ、水はかなり澄んでいて風もない。そのため足元から水中を見ると、底まではっきりわかるような水色だ。

ベイトがいないのと同時に、この濁りが取れたのも痛い。この季節は、気温は20℃近くになってもまだ水温が安定しない。雨も振らず風も吹かないとなると、限りなくクリアで、シーバスの警戒心も高まってしまう。それがわかっていたなら、魚に見切らせないような釣りを考えるべきだった。
場所の選定
今回上流へと釣り歩き、橋脚下を中心に4カ所もポイントを回ったが、全く反応はなかった。潮が引くタイミングで流れが出始めたが、どこへ入っても釣れそうで釣れない。

そうこうしているうちに移動に時間を取られ、浅くなりすぎて釣りができなくなった。もっと状況の変化に対応してポイントを回るべきだった。あるいはここだと絞りこんで、粘っても良かった。
釣れない原因とは
このように釣りを終えてから考えると、なぜ釣れないかがわかってきた。その原因は「複数ある」ということだ。今回の釣りは、ベイト、濁り、場所の選定など、いくつかある釣れない原因に対処できなかった。それが釣果ゼロに繋がったと考える。
