
アビスパ福岡のホームであるベスト電器スタジアムでは、4月6日に明治安田J1リーグ第9節で浦和レッズ戦が開催。ホームゲームでの観客数の少なさが問題視される中、1万人を突破した一方で、元スポンサーは浦和戦の情報に触れなかった。
金明輝監督率いる福岡は、以前からホームゲームの観客数の少なさでも話題に。3月29日に行われたJ1第7節の町田ゼルビア戦では7,600人にとどまった。また、町田戦でバックスタンドに空席が目立つベスト電器スタジアムの様子には、2024シーズンまでスポンサー契約を結んでいた『もりやま行政書士事務所』が反応している。
同事務所は7,600人という観客数に対するクラブの評価に興味を示すとともに、「日本最高峰のリーグで選手たちもがんばっている中で、この数字は本当に残念ですし、恥ずかしい」と投稿。一部SNSユーザーからの反応に、「今日は酷すぎると思いました」などと返していた。
ホームゲームの観客数の少なさに肩を落としたもりやま行政書士事務所だが、5日にもXを更新。「浦和レッズ戦は、花まつりのため、今年ホーム初欠席。絶対勝てると信じて、情報を遮断します」と報告した上で、「なお、明日のゲームでは観客数には触れません」と綴っており、6日以降も浦和戦の試合結果、内容や観客数に言及していない。
なお、もりやま行政書士事務所は2025年1月31日をもって、2024シーズンスポンサーの契約が満了。2025シーズンの契約に関しては「決まり次第、広報させていただきます」「更新する予定です」とアナウンスしたが、福岡の2025シーズンオフィシャルスポンサー一覧に、同事務所の名前はない。