
プレミアリーグのサウサンプトンが、4月6日にトッテナム・ホットスパーに1‐3で敗れ、リーグ戦7試合を残して2部降格が決定した。リーグ史上最速での降格という不名誉な記録に、チーム全体への厳しい視線が注がれている。
そんな中、サウサンプトンに今2024/25シーズンから加入した日本代表DF菅原由勢のパフォーマンスに対して、SNS上では「プレミアは本当にレベルが高い」「菅原は不完全燃焼だった」「パフォーマンスが悪すぎた」といったコメントが見られ、プレミアリーグでの適応力を疑問視する指摘が。
「序盤戦は及第点の動きを見せていたが、次第にフィジカルの弱さや足元の拙さが露呈し、先発からも外れる試合が増えた」「単純な運動量とウイングのカバーだけでは通用しない」といった意見も見られ、厳しい評価も届けられた。
菅原は第31節まですべての試合にベンチ入りしているが、先発は15試合、途中出場が13試合で1ゴール1アシストという物足りない結果となっている。
一部報道では、すでに来2025/26シーズンの移籍先候補としてセリエAの強豪ナポリの名が挙がるなど、再び実力を証明する機会を模索する動きも伝えられている。だが、今シーズンの内容を振り返れば、欧州5大リーグでの活躍が保証できるとは言い難く、新天地でも即戦力と見なされるほど状況は甘くはないだろう。
チームとしての失速に巻き込まれた側面もあるものの、菅原個人としての課題も浮き彫りとなったシーズンだったのかもしれない。