トランプ大統領が発動した「相互関税」により、日経平均株価が急落しています。7日の東京株式市場は、取引開始直後からほぼ全銘柄が下落し、日経平均株価は一時2900円以上下げています。節目である3万1000円を下回り、昨年8月の安値も割り込みました。

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今週も値下がりして始まると見られ、2024年8月につけた安値3万1458円を維持できるかが焦点となっています。

前週末からの下落率が制限に達したため、大阪取引所は7日朝、日経平均先物の売買を一時中断する「サーキットブレーカー」を発動しました。相場急変時に投資家に冷静な判断を促すための措置で、発動は24年8月以来です。

関税の影響で日本企業の利益が大きく圧迫されると見られたことから日経平均先物は週末に大きく下落しており、週明けも急落する見通しです。