仕方なくさらに下流へと移動し、トンネルすぐ傍から再々入渓。瀞場をブドウムシ+大オモリで攻めてパラパラと追加しつつ、期待の流れ込みでは20cmのニジマスと23cmの良型イワナも登場した。アマゴの数がトータルで20匹となったので、一度移動することにした。

解禁間もない天川村で渓流アマゴ釣り満喫【奈良】22.5cm頭に26匹をキャッチ23cmイワナも登場(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

九尾ダム下でも良型

ある程度数が釣れると、他の場所はどうなのだろう?と考えるのは釣り人の性。天の川本流、九尾ダムの少し下流辺りへと移動し、再度入渓してみた。一応川虫も探してみたのだが、ほんの数匹採れただけ。仕方なく、この場でのメイン餌は残り僅かなブドウムシとした。

いきなり良型

瀞場横にある流れ込みでいきなりヒットしたかと思えば、さらに次の大きな瀞場でも、3B+G2のオモリ2個付けにブドウムシという組み合わせで22cmが竿を絞り込む。これは3m~4mほどの深さをじっくり流す事で得られた釣果だ。

解禁間もない天川村で渓流アマゴ釣り満喫【奈良】22.5cm頭に26匹をキャッチ22cmの良型(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

どこも魚影が濃い!

瀞場を注意深く覗いてみると、時折底の方をアマゴが泳いでいくのが見える。入渓した所は放流場所とは全く関係が無い場所だが、どうやらこの辺りまで遡上してきているようだ。次の瀞場横の流れ込みでは、1か所で3連発。うち1匹は22.5cmの良型だった。

解禁間もない天川村で渓流アマゴ釣り満喫【奈良】22.5cm頭に26匹をキャッチ2匹目の22.5cm(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

エサ切れ&雨

まだまだ釣れそうな気配だったのだが、昼過ぎから降り出した雨もやや強くなってきた。餌も残り2匹となったので、次に現れた複雑な形の瀞場を最後のポイントとした。

だが、1回目のアタリを痛恨のラインブレイク。さらに作り直した仕掛けで挑むも、なんとまたしてもラインブレイクをくらってしまった。どうやら良型が潜んでいたようで、0.2号ではダメなようだ。正直川虫を採りなおしてでも釣りを続けたい所だったが、雨がどんどん強くなっていくのを感じたため、安全面を優先して納竿とした。

魚影の濃さを堪能!