数年前から愛知県出船の遊漁船でもマグロを狙えることで話題になっているトンジギ。トンボ(ビンナガ)を高確率で釣ることができ、私も3年前からやっているが、今年は3月になると急に釣果が上がってきた。これは行くしかないと、なんとか都合をつけて3月13日に愛知県・南知多の船に予約を入れた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・佐久間由郎)
知多沖でトンジギ釣行
当日は午前4時に港に到着。平日だというのに満席だ。トンジギはドテラ流しとなるので、片舷のみの釣り座となる。空いていた左舷胴の間に入った。
タックルはメジャークラフトCRXJ‐B60MH、リールはビーストマスターEJ2000。そう、今回は電動ジギングで挑む。
ラインシステムはPEライン3号、リーダー16号5mをMIDノットで結ぶ。ジグは、シルバー系セミロングの250~480g、フックはブルーチェイサー11/0を前後に付ける。
船中でビンナガヒット
5時20分に出船し、7時30分にポイント到着。天気は良いが、風と波がある。しばらくすると、「180~80mまで探って。ジグは400gで」のアナウンス。
ジグを投入するとラインが前方に流れる。200mまで落として、電動リールをオン。スピード15前後で巻き上げながらシャクっていく。80mまできたら落とし直す。
3回繰り返すとラインが45度くらいの角度になるので回収。これを繰り返す。8時ごろ、トモでヒットコール。100mでヒットしたようなので、そこを中心にシャクるが反応がない。
次のヒットコールはミヨシ。しかし、その後は静かになってしまった。9時すぎに15分ほど移動。ここでもトモとミヨシで数匹上がったが、胴の間は置いてけぼりだ。
電動ジギングでビンナガ手中
11時ごろにも15分ほど移動。この移動中に電動リールで釣った人に巻きスピードを聞くと10ぐらいとのこと。またジグもグリーンやブルーが入っているようだ。私もグリーン系のジグにチェンジ。そして、釣れている人の動作をまね、ゆっくりとしたシャクリでやっていると160m付近でドドンときた。