古橋亨梧 写真:Getty Images

 スコットランド・プレミアシップが終盤に差し掛かる中、レンジャーズが同リーグ最大のライバルであるセルティックの元エース日本代表FW古橋亨梧(スタッド・レンヌ)の獲得を検討している可能性が浮上している。

 3月16日に行われたオールドファーム(ダービー)で首位のセルティックに3-2で勝利し、今2024/25シーズンの優勝が絶望的な状況の中でも存在感を示した2位レンジャーズ。スコットランドのジャーナリスト、スコット・マクダーモット氏は、今シーズン1月にセルティックからリーグ・アンのレンヌへ移籍した30歳の古橋について、レンジャーズにとって優れた補強になると評価している。

 4月2日の『Hotline Live』で、マクダーモット氏は「古橋はレンジャーズにとって素晴らしい存在になるだろう。彼のスピードや前線からのプレッシングは、今のチームにない要素だ。間違いなく良い補強になると思う」とコメントした。

 しかし、古橋がセルティックで活躍していた経緯から、レンジャーズがこの移籍を実現できるかは不透明であり、実際に動きがあるかは未知数だ。

 一方、レンジャーズの買収に関して、アメリカの実業家アンドリュー・カヴェナ氏と49ers Enterprises社が数カ月以内にクラブの買収を完了させるべく交渉を進めているとのこと。新オーナー陣の下で、バリー・ファーガソン監督の去就や夏の移籍市場での大型投資が注目されている。