
浦和レッズのベストなスターティングイレブンを巡る議論が、あるSNSの投稿をきっかけに広がっている。マチェイ・スコルジャ監督の下で固定されつつあるスタメンに対し、ファンからはさまざまな視点から「最適解」が提示され、特定選手のポジションや起用法をめぐる意見が交錯している。
投稿では、GK西川周作、DF渡邊凌磨、DFマリウス・ホイブラーテン、DFダニーロ・ボザ、DF石原広教、MFサミュエル・グスタフソン、MF松本泰志、MFマテウス・サヴィオ、FW松尾佑介、FWチアゴ・サンタナ 、FW金子拓郎を並べる布陣が「ベスト」として挙げられた。
これに対して寄せられたコメントでは、「渡邊はサイドバックでは持ち味が出ない」「金子の代わりにMF関根貴大の起用も一案」などのほか、MF原口元気を右サイドバックに据える意見も。
3バック推奨派も根強い。ボザ、ホイブラーテン、DF根本健太の3バックにし、中盤はグスタフソンと松本のダブルボランチ、攻撃陣は渡邊、サヴィオ、金子を並べ、2トップにサンタナと松尾という構成を提案する声もある。
一方で、サンタナの得点力に疑問を呈し、そもそも2トップが合っているとの意見や、MF長沼洋一を石原より高く評価する意見もみられた。
スコルジャ監督の戦術や采配への疑問とともに「ヘグモ式」と呼ばれる【4-1-2-3】のシステムを推す声や、日本人監督への交代を示唆する意見など、浦和の現在地に対するファンの目は決して楽観的ではなさそうだ。