花の便りがあちこちから届く3月8日、新規ポイントを開拓しようと三重県・南伊勢町の宿田曽漁港に釣行した。こちらの漁港は太平洋に面するリアス式海岸の一角だ。磯場の周辺は大小さまざまな山に囲まれており、自然を感じながら釣りを楽しむことができる。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤)
宿田曽漁港でライトゲーム
宿田曽漁港の魚種は豊富でアジやカマス、アカハタ、カサゴ、アオリイカなどがメインだ。休日になるとアングラーでにぎわう人気のポイントとして知られる。今回は初めてのポイントということもあり、多彩な魚種を狙ってライトゲームで攻略してみた。
当日の潮汐は小潮。午前中はほぼ潮が動かない潮回りだ。日の出の午前6時に到着したが、曇りの影響で周囲は薄暗い。車から降りて海の様子をのぞきに行くと、体感風速5mの向かい風が強く吹きつける。
予報では風速2mとナギを予想していたのだが、海面は大荒れ。遠投は難しくラインが流されてしまうので、風が落ち着くまで手前のロックフィッシュをシャッドテールで狙ってみた。
当日のタックル
ロッド:シマノ ムーンショットBS・S70MH
リール:シマノ アルテグラ4000XG
ライン:シマノ ピットブル8 1.5号
リーダー:東レ トヨフロンLハード4号
ジグヘッド:ハヤブサ バリューパック ロックフィッシュジグヘッド7g
ワーム:レイン ロックバイブシャッド2~3インチ 激ラメUVセクシーピンク
ファーストヒットはカサゴ
ポイントの水深は7m。海底には、直径50cm程度の石が積み重なっている。また、起伏も激しいので、ボトムレンジの攻略は根掛かり必至だ。ルアーが引っ掛からないようリールを半回転ずつ慎重に回して、カーブフォールで着底させる。途中石の隙間に挟まって根掛かりしそうな場合は、サオを小刻みに振り上げて外す。それでも無理ならキャスト地点の奥まで移動して回収した。