ニコ・ウィリアムズ 写真:Getty Images

 アーセナル(イングランド1部)は1日に行われたプレミアリーグ第30節でフラム(同1部)と対戦。怪我から復帰したイングランド代表FWブカヨ・サカは決勝ゴールを記録して2-1の勝利を収めてリーグ戦2連勝とした。

 アーセナルはこの試合でスタンドから観戦したアンドレア・ベルタ氏が新たにスポーツディレクターに就任。イギリス『ガーディアン』によれば、ベルタ氏は今夏の補強に向けて動いており、アスレティック・ビルバオ(スペイン1部)に所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(22)の代理人と会談を行ったという。

 アーセナルはベルタ氏が入閣する前からウィリアムズに注目しており、2年前から精力的にスカウトを派遣していた模様。昨夏は獲得を目指したものの、スペイン代表FWがもう1年はアスレティックに残留したいと通達したようだ。

 ガーナ代表FWイニャキ・ウィリアムズを兄に持つニコは兄同様に抜群のスピードを生かしたドリブル突破を武器に背番号を10に変更した今季もここまでラ・リーガ25試合に出場して4ゴール5アシストを記録。スペイン代表でもレギュラーに君臨している。

 そんなニコには昨夏にも獲得を熱望していたバルセロナ(スペイン1部)やバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)、チェルシー(イングランド1部)が目を光らせているとのこと。同選手の契約解除金は5800万ユーロに設定されているとみられているなかで、ベルタ氏が新SDに就任したアーセナルはどのような動きをみせるのだろうか。