何度もこの小さいアタリに悩まされ、ヒットしてもすぐにバレてしまう。確かにシーバスの活性は高いようだが、なかなかヒットさせられない。しかも思ったよりサイズも小さいようだ。

時合をとらえてついにヒット

そうこうしていると、突然始まる時合突入のボイル。水面を強烈に割る捕食音からして、間違いなく良型もいる。だが、ルアーに反応するのは小さいサイズばかりだ。コイなども動き出し、あきらかにさっきまでと状況が変わってきている。今が1番のチャンスとみて水面付近を中心に狙うが、これが思うように釣れない。

昼も夜もシーバスキャッチ成功【千葉・村田川】ベイト多く高活性でも大苦戦のワケとは?夜はサイズアップ!(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

風で見にくい水面でもわかるくらい川の中がハクだらけなので、とにかくリアクションで目立たせる作戦に変更。バイブレーションをリフトアンドフォールで目立たせると、ついにヒット!昼間のシーバスより少し大きい、40cmを超えるサイズをキャッチ!

予想外に難しい釣りになったが、何とかナイトゲームでもシーバスをキャッチした。その後、時合が終了し、さっきまでがウソのように反応がなくなったので釣りを終えることとした。

期待が膨らむ今後

さて、今回はデイゲームでもナイトゲームでもシーバスをキャッチできたが、アタリも複数あり、バラした魚も多かった。これは間違いなくシーバスの活性が日に日に上がってきている証拠だ。こうなると今後が楽しみだが、やはり風や濁りなどプラスアルファの条件があると釣果が違ってくる。

昼も夜もシーバスキャッチ成功【千葉・村田川】ベイト多く高活性でも大苦戦のワケとは?風も味方だ(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

桜が満開になる頃には天候も安定し、今よりは釣りやすくなる。この村田川だけでもこれだけ好反応なシーバスがいるのだから、短時間釣行であっても期待は十分だ。さあ、春のシーバスフィッシングはいよいよ本番だ。夜桜見物も良いけれど、この記事を参考にして、ぜひ楽しい釣りに出かけてみようじゃないか。

<宮坂剛志/TSURINEWSライター>