自分でもわからないうちに周りが全く見えなくなってしまうのだ。もはや、それはただの釣り好きというレベルではない。かといって、単なる狂気や釣りグルイとも違う。愛ゆえに、釣りが止まらないだけなのだ。

釣り人は一途な人が多い
さて、ここまで「釣り愛」について書いてきたが、これはあくまで筆者の考えであり、これらに当てはまらないからといって、釣りへの愛情が薄いとはならない。むしろ、今のフィッシングライフが幸せならばそれが1番だ。ただ、釣りを愛する人に共通しているのは「一途」な人が多い。
物事にハマる人の特徴は、こうと決めたら浮気をしない心があるということだ。だから物事を納得するまで追究し、誰よりも上手くなりたいと願い、例えケガをし、病気になっても釣りをしたいと願ってしまう。いや、体が釣りに向いてしまう。こうなると、もはや他の趣味との二刀流など無理だ。釣りへの愛情、それは、一途に魚を追い求める純粋な心なのかもしれない。

<宮坂剛志/TSURINEWSライター>