キャシー・ベイツ Ron Adar / Shutterstock.com
アカデミー賞受賞女優キャシー・ベイツ(76)は、2017年に2型糖尿病と診断されたことを機に健康管理に本格的に取り組むようになった。しかし、彼女の減量の旅が本格的に始まったのは、その6年前の“恥ずかしい出来事”がきっかけであった。
当時、ベイツはNBCのリーガル・コメディドラマ『ハリーズ・ロー 裏通り法律事務所』で主人公の皮肉屋な弁護士ハリエット・“ハリー”・コーンを演じていた。撮影中、彼女は常にテイクの合間に座らなければならないほど体重が重く、それが「本当にひどかった」と語る。
「自分自身にあんな思いをさせたことが恥ずかしい」と、ベイツはPeople誌に打ち明けた。
その後、彼女は身長160cm(5フィート3インチ)の体に80ポンド(約36kg)を落とすことに成功。さらに、現在話題のダイエット薬「オゼンピック(Ozempic)」の使用で20ポンド(約9kg)を追加で減量。合計100ポンド(約45kg)を落とした。これにより、「仕事がずっと楽になった」と述べている。
「今は本当に健康になった。動けるし、呼吸できるし、楽しめる。体が痛くない」とベイツは語る。日常的にトレッドミルで運動しており、「年相応に疲れることもあるが、それは若者でも同じ。私の年齢でこのような経験ができるなんて思ってもみなかった」と喜びをにじませた。
Kathy Bates reveals embarrassing moment that sparked 100lb weight-loss journey on Ozempic https://t.co/MFOq6QPI3M
— Daily Mail Celebrity (@DailyMailCeleb) March 24, 2025
また、ベイツはこれまで卵巣がんと乳がんを克服しており、体重減少によってリンパ浮腫(リンパのむくみ)も改善され、腕の圧迫スリーブをつける必要がなくなったという。