「夫婦相和し」:一家では夫婦は子女の模範であるから、互いに至誠、忠実、相和して、一家の健全と幸福とを計らざるべからず。夫婦間の調和は必要だが徳には秩序があるから、一家では夫が中心として、婦はこれに調和して服すべきである。「雄略天皇と皇后幡梭姫」「豊臣秀吉と北政所」「乃木将軍夫婦」はその事例である。

(その⑦:「教育勅語」のご進講(2)に続く)

【関連記事】

・昭和百年の礎:杉浦重剛のご進講「考」①
・昭和百年の礎:杉浦重剛のご進講「考」② ご進講の題目と内容
・昭和百年の礎:杉浦重剛のご進講「考」③:「致誠日誌」を読む(1)
・昭和百年の礎:杉浦重剛のご進講「考」④:「致誠日誌」を読む(2)
・昭和百年の礎:杉浦重剛のご進講「考」⑤:「致誠日誌」を読む(3)