情報をくれた船では1人で3匹釣って、他の人は1匹とからしい。状況に合うとその人だけ釣れることはよくある。

終了時間も迫っているので、このポイントで粘る。魚の反応が入ってこのタイミングで、同船した女性アングラーがうまく合わせてキャッチすることができた。

私も何とか1匹捕りたいが、魚が通過する反応と探っているジグの位置があべこべだったりと、かみ合わない。

ラストギリギリで本命ヒット

いよいよ最後の流しで、ジグの動きを優先させるためアシストフックを小さくし、ジゲン3/0ツインを枝豆じぐ210gに付けて落とす。船長と話している途中でラインが止まって、何もしていないのに掛かってしまった。

思いのほか走るので大きいのかなぁゆっくりやり取りしていると、隣にもヒット。オマツリしたのでしばらく泳がせて、オマツリをほどいたらただ重いだけになった。これは腹に掛かったなと思いながら回収すると、案の定スレ掛かり。走るハズだ。

「回遊を待ってひたすら忍耐!」トンボジギングでラストにドラマ魚手中【三重・尾鷲沖】ラストひと流しでドラマフィッシュ(提供:週刊つりニュース中部版APC・山本憲史)

何とか1匹捕れたが、フォール中でしかもスレ掛かりなので釣った感が全くなく、完全に事故的で複雑な気持ち……。次回は伊豆のアブラボウズの予定だが、はたして出船できるだろうか……。

「回遊を待ってひたすら忍耐!」トンボジギングでラストにドラマ魚手中【三重・尾鷲沖】タックルとキャッチしたトンボ(提供:週刊つりニュース中部版APC・山本憲史)

<週刊つりニュース中部版APC・山本憲史/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年2月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。