肝臓の手術後に抱えていた不安
ミシェル・トラクテンバーグは最近、肝臓の手術を受けていた。手術を受ける際、「自分もマシューのように死んでしまうのではないか」と恐れていたと関係者は証言している。
「手術の同意書に署名する際に、彼女は死を意識せざるを得なかった。病院では、もしもの時に備えた書類にサインを求められる。それが彼女にとってはとても不安だったようだ」と関係者は話している。
同メディアによると、肝移植手術を受けた患者の約7%が1年以内に亡くなるとされ、特に手術後6か月間のリスクが高いという。死因としては感染症、がん、心血管疾患、呼吸器疾患などがあるが、ミシェルの死因については現時点で詳細は明らかにされていない。
39歳という若すぎる死
ミシェル・トラクテンバーグは、マンハッタンのワン・コロンバス・プレイスにある彼女の自宅で意識を失った状態で発見され、現場で死亡が確認された。ニューヨーク市警(NYPD)は「事件性はない」と発表している。
SNSでは「健康状態を心配していた」という声が多く寄せられていた。2024年には、あるファンが彼女の痩せた姿を見て「病気ではないか?」とコメントしたところ、ミシェル本人が「私は38歳であって14歳ではない。そんなコメントをするあなたの方が悲しい」と反論。その後、彼女は自身の健康をアピールするために自撮り写真を投稿し、「私は幸せで健康」と強調していた。
ミシェル・トラクテンバーグは幼い頃から芸能活動を開始。子役としてテレビCMやニコロデオンの『ピートとピートの冒険』に出演し、キャリアを築いた。2000年には、人気ドラマ『バフィー ~恋する十字架~』で主人公バフィーの妹ドーン・サマーズ役を演じ、一躍有名になった。また、2008年から2012年にかけては、大ヒットドラマ『ゴシップガール』でジョージーナ・スパークスを演じ、強烈な個性を発揮した。