2020年には、ジェイダが歌手オーガスト・アルシーナとの「恋愛関係」を認め、夫婦の関係はさらに世間の注目を浴びた。ジェイダは当時、「ウィルとは別れていた期間だった」と弁明したが、スミスはその発言に明らかに動揺していた。
これ以降、二人の結婚生活は「オープンマリッジなのではないか」「事実上の破綻状態なのではないか」と憶測が飛び交うようになった。
(※オープンマリッジ:夫婦が互いに合意の上で、配偶者以外の異性との性交渉を認め合う結婚の形)
アカデミー賞での平手打ち事件
ウィル・スミスの結婚生活が大きく注目を集めるようになったきっかけの一つが、2022年のアカデミー賞での「平手打ち事件」だ。コメディアンのクリス・ロックがジェイダの髪型を揶揄するジョークを飛ばしたことに激怒したスミスは、ステージ上でロックを平手打ちし、「俺の妻の名前を口にするな」と叫んだ。この事件は世界中で話題となり、スミスはアカデミー賞から10年間の出入り禁止処分を受けた。
【動画】アカデミー賞でウィル・スミスが司会のクリス・ロックを平手打ち
しかし、この事件をきっかけにジェイダの心境には変化が生じたようだ。彼女は後のインタビューで、「あの瞬間に私はウィルとずっと一緒にいると決めた」と語っている。
今後の二人の関係はどうなる?
現在、スミスとジェイダは「別々の家に住んでいるが、完全に関係を断ってはいない」とされている。ジェイダは2023年のインタビューで、「いつかウィルと一緒に暮らすことになる。それは彼が年を取ってきたから」と述べており、今後も関係を維持していく意向を示している。
一方で、スミスは近年ハリウッドに対して「少し幻滅している」とも報じられている。新たな成功があれば状況は変わるかもしれないが、今のところ彼のキャリアもプライベートも揺れ動いている。
今回のインディア・マルティネスとのステージでの出来事が、彼の評判や結婚生活にどのような影響を与えるのか、今後の動向が注目される。