『SHOGUN 将軍』真田広之(吉井虎永 役)、アンナ・サワイ(戸田鞠子 役)Courtesy of FX Networks『SHOGUN 将軍』真田広之(吉井虎永 役)、アンナ・サワイ(戸田鞠子 役)Courtesy of FX Networks

『将軍 SHOGUN』が最多4冠達成&日本人最多受賞 “最高賞”アンサンブル賞、真田広之(男優賞)、アンナ・サワイ(女優賞)、スタント賞

「第31回全米映画俳優組合賞(SAGアワード)」が2月23日(現地時間)、米カリフォルニア州・ロサンゼルスで開催。日本人がこれまで誰も受賞したことのない同アワードにおいて、『SHOGUN 将軍』がまたもや歴史に名を刻んだ。

アメリカの映画・テレビ業界における重要な賞の一つである「全米映画俳優組合賞」は、同じ業界で活躍する俳優の投票によって受賞者が決まるのが大きな特徴。このことから、俳優による俳優のための賞とも言われている。

2007年の菊地凛子(『バベル』)以来、18年ぶりに<日本人>がノミネートされた「全米映画俳優組合賞」にて、『SHOGUN 将軍』は、最高賞にあたるアンサンブル賞(ドラマシリーズ部門)、男優賞(真田広之/ドラマシリーズ部門)、女優賞(アンナ・サワイ/ドラマシリーズ部門)、そしてスタント賞(テレビシリーズ部門)の4冠を獲得。日本人としては初のSAGアワード受賞、そして日本人最多本年度最多受賞と、“最多づくし”となった。

なお、『SHOGUN 将軍』はエミー賞®歴代最多18部門、ゴールデングローブ賞®最多4部門の他にも全米の各アワードで多数の受賞を果たしており、テレビ批評家協会賞では最高賞の番組賞を含む4部門、AFI賞でも番組賞、オンライン映画&テレビ協会賞では作品賞、主演男優賞など17部門、国際オンライン映画賞でも作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞を含む9部門を獲得。

さらに先日のクリティクス・チョイス・アワード(旧・放送映画批評家協会賞)では最多4部門を達成したほか、全米プロデューサー組合賞では、優れたテレビ番組プロデューサーに贈られるノーマン・フェルトン賞を、全米監督協会賞では、第9話「紅天」の監督を務めたフレデリック・E・O・トーイがドラマシリーズ部門監督賞を受賞。