浅ダナタックル(提供:週刊へらニュース編集部 関口)
10分超の昼食休憩を挟んだにも関わらず再開1投目でヒット。しかも、これまで4時間以上続けてきたチョウチンとは比べものにならないほど型がいい。
吉田康雄
「尾が丸まってなければラクに尺3寸級ですよね。ハリスが持つか心配になってきました」
ハリ付け例(提供:週刊へらニュース編集部 関口)
しかもチョウチンよりも断然ヒット率がよく、まさに入れパクの様相を呈してきた。
5cmの微調整
タナは70cm前後をメインに、状況に応じてこまめにエレベーター。ただしその可動範囲は意外にも少なく5cmくらいか。
5cmなんて意味があるの?もっと大きく替えたほうが、効果があるんじゃない?
吉田康雄
「それは違いますよ、関口さん!たとえば21尺チョウチンとか深いタナで、かつハリスが長めの釣りなら10~20cm、場合によってはウキ1本分を目安に動かします。しかし浅ダナではそこまで一気にはやりません。しかも今回は短ハリスのトロ掛けなので5cmでも多すぎるくらいです」
浅ダナのバラケとエサ(提供:週刊へらニュース編集部 関口)
へー、そういうものなんだ。吉田と並んで釣りをしていると、いろいろ勉強になるよ(笑)。
吉田康雄
「授業料ちゃんと払ってくださいね(笑)」
それにしてもよく釣れるね。やはり上のヘラのほうが、活性が高いってこと?
吉田康雄
「うーん……、何とも言えませんね。仮に活性が高いならもっと上バリを食ってくる確率が高いと思うんですよ。それかダブルになるとか。ですがこれまで上エサを食ってきたのは数えるほどです」
そう言えば朝のスタート前に「上エサばかり食ってきたら取材になりませんね」などと話していたけど、結局はそうはならなかったよね。
吉田康雄