20世紀後半以降、人間活動による大量の淡水使用が気候に影響を与えていることが論じられています。灌漑や発電所の冷却によって蒸発した水が大気に放出され、北半球の降水量が増加したとされています。地球温暖化ではなく、人為的な「水蒸気排出」が主な原因とされています。

人為的「水蒸気排出」で雨量が増えた

人為的「水蒸気排出」で雨量が増えた
20世紀後半から、人間は莫大量の淡水を農工業で利用するようになった。そのうち少なからぬ量は海に還ることなく蒸発して大気中に放出される。それが降水となることで、観測されてきた北半球の陸地における2%程度の雨量増加を説明できてしまう。 ...

ウクライナ戦争を「今日のウクライナは明日の東アジア」と比較するメッセージに対する批判を展開。特に、ウクライナへの支援が現実的な政策論に基づいていないと指摘し、日本の安全保障政策が具体性を欠き、「アジア版NATO」などの抽象論に終始していると問題視。また、「安全保障のジレンマ」が強調され、日本が中国との対立で不利な立場に追い込まれるリスクを警告しています。

「今日のウクライナは明日の東アジア」とは結局何なのか

「今日のウクライナは明日の東アジア」とは結局何なのか
日本の国会が解散して、衆議院選挙戦が始まる。折しも中国軍が台湾を取り囲む軍事演習を行った。台湾海峡をめぐる危機の発生は、数年単位の時間の問題だ、と考える研究者も多い。日本はどう対応するのか。 石破首相は抑止力を高めるための安全保障政策...

ドイツで発生した炭素クレジット詐欺について、日本企業が同様のリスクに直面しないよう警戒を促しています。炭素クレジットの市場には詐欺や不透明なプロジェクトが多く存在し、日本も無責任な「グリーンウォッシュ」に陥る危険があると指摘されています。