1978年にロック・バンド“ブルー・エンジェル”を結成し、80年にレコード・デビュー。続いて83年、フィラデルフィアのバンド“フーターズ”のバック・アップを受けてソロ・デビューを果たす。デビュー・アルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』は、アメリカだけで450 万枚、全世界では800万枚と大ヒットを記録した。1stシングルから4曲連続トップ5 入りした初の女性ソロ・アーティストとなり、映画『グーニーズ』のサントラにも参加。
2005年にPLEAG(同性愛者やその家族・友人を支援する米国の団体)の「Stay Close Campaign」に姉妹で初参加して以降、現在に至るまで女性、LGBTQ コミュニティ、およびHIV・エイズとともに生きる人々に対して支援活動を継続中。自身が設立した慈善団体(トゥルー・カラーズ・ユナイテッド)ではホームレスになってしまうLGBTQの若者をなくすべく活動を行なっているほか、2022年にも基金「Girls Just Want To Have Fundamental Rights Fund」を設立。女性の権利に対する支援活動を拡大している。
親日家として知られるシンディは、2011年の東日本大震災の際には多くの来日公演が中止となる中、日本ツアーを敢行。日本のファンを勇気づけた。さらに翌2012年、2015年、2019年にもツアーを行ったほか、2013年にはサマーソニック(夏の音楽フェス)にも参加している。
2024年に入ると欧米を回る最後のツアー「ザ・ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン・フェアウェル・ツアー」開催を発表。日本でもフェアウェル公演となるツアー開催が決定した。