近年では、むしろ河川の両岸に障害物や遊水地のようなスペースを設け、流速を遅めていくほうが良いという考え方が広がっています。
このような改修は結果的に生き物たちや環境の保全にも繋がり、安全対策をしながら漁業をし続けることも可能になります。今回のトラブルは、工事担当者に最新の知見があれば防げたものだったかもしれません。
<脇本 哲朗/サカナ研究所>