春夏秋はウォーキングシューズでいこう。ちょうど買い替えたばかりの筆者の靴なのだが、こちらは有名N社のウォーキングシューズ。モデル名M880、靴幅は2Eとやや広め。筆者は足がむくみやすい。そのため、幅広のつくりには助けられる。

堤防釣りに適した靴の選び方「釣りにファッションを持ち込むのはナンセンス?」ニュー・ウォーキングシューズ(提供:井上海生)

実はこのモデル、もっと幅広のもの(4E*「E」または「D」が一般的な靴の幅で、その4倍)が以前からあったのだが、それはあまりにブカブカだったため、今回登場した2Eの新型には助けられている。今、通勤にも使って足に慣らしている最中だ。

場所に合わせて防水靴も使う

冬場は防水・防風のゴアテックスの靴を用いるといいだろう。サッカーのスポンサーで有名なA社のライト・トレッキングシューズが、私のお気に入りだ。ただ、実は昨年10月にこの靴を履いた状態で強度の捻挫をしてしまい、まだ治りきっていない。少し良くなってきたものの、なんとなく、それから怖くて履いていないのだが……。もちろんこれは、この靴の品質の問題ではない。私の不注意のせいだ。

堤防釣りに適した靴の選び方「釣りにファッションを持ち込むのはナンセンス?」※画像説明文入力位置※ゴアテックスのトレッキングは強い味方(提供:)

ライト・トレッキングシューズの強みは、高いグリップ性能だ。多少足場が悪いところでも、しっかりホールドして乗れる。消波ブロック帯での釣りでは必須だろう。ごてごてのトレッキングは着用感が重いが、軽登山用のライト・トレッキングは軽量で履きやすく、それなりに防水性にも優れる。濡れやすい消波ブロック際も攻められる、いい釣り靴だ。

磯のスパイクは別世界

もし磯での釣りを日常としている方は、もちろん、もうひとつ磯専用のスパイクを持っていることだろう。

筆者も地続きの小磯に何度か乗ったことがあるが、やはりまったくの無舗装の磯となると、オカッパリの延長とはいえ別世界である。これから挑戦しようという方は、必ず専用の靴を買っていこう。

<井上海生/TSURINEWSライター>