逃げ癖を持っている人間の悪い特徴は、何かを始める前に「失敗したらどうしよう」「もしダメだったらどうやって逃げてしまおう」など余計なことを考えてしまうところです。そうした雑念はすべて払ってしまい、まずは目の前のタスクに取り組んでみましょう。
これは逃げ癖と同時に、先ほども少し触れた先延ばし癖を治すためにも有効な方法です。考える前にまずは行動することによって、意外と道が開けることは多いです。まずは「面倒な事は後回しにせずまずは取り組む」ことを考えてみましょう。
失敗に対して言い訳をせずにきちんと自分の非を認める
逃げ癖を持っている人間の悪いところは、「失敗に対して言い訳をし、自分の非を認めないこと」です。何か問題に直面し、もし失敗してしまった時は、しっかりとそれに向き合い、まずは自分の非を認めるところから始めていきましょう。
そうすれば問題に対する責任感も湧いてきて、「しっかりとこれを解決しよう」という意欲が生まれます。言い訳を極力排除し、しっかりと失敗に向き合う力を養っていきましょう。
小さな成功体験を積み重ねる
逃げ癖を治すためには、小さな成功体験を積み重ねることによって、段々と自信をつけていくことが重要です。先ほども見てきたように、自己肯定感が低く自分に自信がない人は、失敗や周囲の失望を恐れてすぐに逃げてしまいます。
どんなに小さなことでもいいので、まずは成功体験を積み重ねていきましょう。案外自信というものは、そうしたささいなものから生まれてきます。そこでようやく自信がついてきたら、今度は大きなことにチャレンジしてみましょう。
目標設定を低くしてみる
目標設定において重要になってくるのが「実現可能性があるかどうか」ということです。明らかに自分のスキルでは達成できない目標を設定してしまうと、もちろんそれを完遂することができず、最悪の場合は逃げてしまうことになります。
そこでまずは目標設定を低くし、小さな成功体験を積み重ねるところから始めていきましょう。大きすぎる目標を立てて挫折するよりは、低い目標を楽々に飛び越えていく方が、はるかに良い影響を精神に与えてくれます。