筆者がよく通っているのは、北海道の噴火湾エリアです。噴火湾の漁港区は比較的水深が浅く、小〜中規模の漁港が多いため、7F前後のバスロッドでもゲームが成り立つのではないかと考えています。

もちろん、ロックフィッシュ専用のロングロッドが不要というわけではなく、それぞれのスタイルに応じた選択が必要です。

特に春はホタテ漁が盛んで、作業船周りに落ちているプランクトンを大型のアイナメが捕食する傾向があり、足元にも大きなサイズが集まることがあるので、いろいろ考えた結果、「バスタックルでロックフィッシュを攻略していこう!」という結論に至りました。

陸っぱりロックフィッシュゲーム愛好家がバスタックルを導入したワケ噴火湾エリアの釣り場(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

スピニングタックル紹介

今回導入したスピニングタックルを紹介します。

DAIWA BLAZON S68MH

バスフィッシングをされている方ならわかるとは思いますが、パワーフィネス専用のタックルです。

カバーに潜むバスをパワーのあるスピニングタックルでライトリグを使い攻略する釣り方で、近年流行のスタイルです。とはいえ、筆者はバスフィッシングの経験がないので、YouTubeで学んだ知識にすぎませんが……(笑)。

パワーフィネス専用ロッドは、カバーから強引に抜くために設計されているため、全体的に硬く、ハリのあるブランクスが多いです。

陸っぱりロックフィッシュゲーム愛好家がバスタックルを導入したワケパワーフィネス用のロッド(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

筆者はスピニングロッドを使ったリフトアンドフォールやシェイクといった縦のアクションが得意で、今シーズンもこのスタイルで良い魚を多くキャッチできています。

ロックフィッシュ専用ロッドも硬めのブランクスが多いので、ブランクスの硬さはちょうど良かったのですが…「同じ硬さなら、7F以下のロッドの方が操作しやすいなぁ~」と感じていました。

そして、7.9Fのロックフィッシュエントリーモデルから、硬めで短めの6.8Fパワーフィネスロッドにチェンジ!リールを組み合わせた瞬間、「このバランスは本当に素晴らしい!」としっくり感に感動しました(笑)。