以前はワカサギ釣りシーズン中の陸釣りは禁止だったが、今は一年を通してできるようになった。
その他の注意点
釣り券購入前の場所取りは禁止。各自が出したゴミは持ち帰りが義務付けられているので注意してほしい。釣り台は必携。トイレはヌカリ谷津と羅漢岬の2カ所に設置されているが、自販機などは事務所や各桟橋付近にしかないので、飲食物は持参して行くといいだろう。
また、湖では珍しく竿は8尺からという規定がある。これは桟橋もボートも共通なので気をつけていただきたい。
釣り方とエサ
時期的に数を釣るなら宙釣りを勧める。竿は10尺前後でよく、エサは両ダンゴが基本になる。もちろん状況に寄っては食い渋ることもあるので、ウドンやトロロのセット釣りもできるようにしておくといいだろう。
ヌカリ谷津近辺(提供:週刊へらニュースAPC・若松恵治)
仕掛けは道糸1号にハリス0.5号。重量感のあるヘラが多いので、ハリスは0.6号でもいいくらいだ。ハリも状況に合わせて、バラサなら5号から6号くらいを用意すればいいだろう。
底釣りも面白い。宙釣りほど数は出ないが、型は宙と変わらないので強い引きを楽しめるだろう。底釣りでも極端に長い竿は必要ない。状況によっては深過ぎるとアタリが出にくい場合もある。また、上流部は頭上に突き出た木の枝などの影響で、あまり長い竿が振れない場所も多い。振れる場所なら長い竿でやるのも好み次第だが、8尺から16尺竿程度まで用意しすれば十分だろう。
<週刊へらニュースAPC・若松恵治/TSURINEWS編>