九州地方ではキビレが本番を迎えた。堤防から手軽に狙えることで、秋のレジャーフィッシングとしても人気がある。今回は「キビレの姿煮」を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
キビレとは
キビレとはキチヌ(和名)のことで、クロダイ(チヌ)の仲間。旬は夏から秋といわれ、丸々と肥えて卵を詰めている。
持ち帰り方
釣り上げたキビレはナイフなどを使って絞め、動かなくなったところでハリを外す。そしてクーラーに収納。魚が暴れているときにハリを外そうとすると、ケガをすることもあるので、ここは慎重に。
下処理
持ち帰ったキビレはウロコを剥いでエラとワタをとる。あとは内側(腹側)をしっかり水洗いすれば下処理は完了。
ウロコを剥いでエラとワタをとる(提供:TSURINEWSライター松田正記)
切り目
下処理後は切り目を入れる。魚に火が通りやすくなるうえ、味も染みやすい。
切り目を入れる(提供:TSURINEWSライター松田正記)
煮る
切り目を入れたあとは霜降りし、調味料を入れて煮ていく。割り下は次の通り。濃い口しょう油1、みりん1、砂糖少々。落としブタ代わりにアルミホイルを掛け、グツグツと10分ほど煮ていけばできあがり。
グツグツと煮る(提供:TSURINEWSライター松田正記)
<松田正記/TSURINEWSライター>