しばらくすると、潮が引いて浅い場所ではフローティングミノーを引くとボトム(底)を引きずる感覚が伝わる。すると、途中でハゼが引っ掛かってきた。この小さいミノーにスレるほどここはハゼも多い。思った以上にベイトの種類も多いようだ。
ベイトに付くのはシーバスだけか?
あまりに反応がないので上流へ移動をしたが、ここもベイトの量は変わらない。よく見ていると何かに追われるように素早く動くが、水面を割る捕食音は全くない。もしかすると、エイやクロダイ、マゴチなど、シーバス以外の魚に追われている可能性もありそうだが、正体はわからない。だが、どうやらこの大量のベイトに付いているのはシーバスだけではないようだ。
向こう側でもベイトが騒いでいた(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
そんなこんなで、雰囲気だけは最後まで良かったが、けっきょくこのままシーバスは釣れず終了とした。カライワシは30cm級の良型だったが、次回こそ良型のシーバスを狙って再チャレンジしたい。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>