前回の亀山湖ではマッシュポテトのほかにマッシュダンゴ、1:1粉末マッシュ、それにふぶきをブレンドしてたよね。それらをすべて抜いて凄麩だけにしたわけね。
吉田康雄
「はい。水温が高い時期なのでマッシュポテトだけでもネバリは出せるんですよ。凄麩を入れたのは集魚力を補うのとボソ感を出すためです」
当日のエサとウキ(提供:週刊へらニュース編集部 関口)
なるほどね。でも先月だって水温は高かったと思うけど?
吉田康雄
「はい。持たせやすさを意識したんですが結果がイマイチだったのと、亀山湖よりも片倉のほうがタナが浅いので練っても重さがあまり出ないエサにしたかったんです」
なるほどね。まあ結果が出てないところは今でも変わりはないから、それが実を結ぶように早く大物を仕留めてくれよ!
まあそうは言ってもこの流れではどうしようもない。流れが少しでも収まった時がチャンスだから、それをひたすら待つしかないか。
46.3cmキャッチに歓喜
そんな吉田にチャンスが巡ってきたのは、流れが若干だが穏やかになった14時30分を過ぎてからだった。
触っているのに落とさないと舌打ちを繰り返していた14時55分、タナをウキ1本分浅くした直後にズバッ。前回のこともあるのでぬか喜びせず、水面を割るまでは真剣な表情で魚とのやりとりを楽しんでいる。
どうやら食ってるみたいじゃない!しかも型もまあまあだ。
ガッツポーズ!(提供:週刊へらニュース編集部 関口)
上あごセンターで上がってきたのは明らかな尺半超え。だがどう大きく見積もっても50cmには届かない。落とさないように舟のうしろに回って慎重に検寸。
46cm超えヒット(提供:週刊へらニュース編集部 関口)
吉田康雄
「すいませーん。46cmちょっとでした。これでは関口さん写真撮ってくれないですよねぇー」
おいおい、そんなこと言うなよ(笑)。せっかく釣ったんだからそこでブツ持ちしてくれよ。