バラしたりセイゴサイズはすぐに逃がしたりとさすがに疲れてきたが、7匹までは数えた。しかし、それ以上は数えるのも写真を撮るのもやめて無心に釣り続けた。久々の入れ食いは潮が引いて川底が見えるくらいになっても続き、きりがないので体力の限界と共に終了とした。
サイズは物足りない(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
ハデなカラーが好み?
この日、バイブレーション、シンキングペンシル、シンキングミノーなど、あらゆるルアーを試したが、やはりいつも通り7cmのフローティングミノーにしか反応しなかった。というのも、ここでは7cmのフローティングミノーでしか釣れていない。これは不思議でたまらないが、このようにその場所限定の当りルアーが存在するのもシーバスフィッシングではよくあることだ。
ハデなカラーが好き?(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
さらに不可解なのは、濁りに関係なく白系や黄色、ゴールドなどのハデなカラーにのみ反応があったことだ。クリアカラーにすると、途端に食わなくなる。ここのシーバスはハデなカラーが好みだとしか思えなかった。
フローティングミノーだけでもOK
この場所ではフローティングミノーだけで釣りが成立することがわかってもらえたと思うが、ブルブルとしっかり泳ぐものを使うことが重要で、動かさないと釣れなかった。これはシーバスの活性が高い証明でもある。しかし、これが他の場所でも通用するかといえば難しい。通用する場所と通用しない場所が存在するからだ。
物足りるのもいる(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
完全に見極める方法はないが、ベイトがあまりに多い場所では基本的に通用せず、カライワシなど別の魚が釣れてしまう確率が高い。一方で、適度にベイトがいるような場所では今回のようにフローティングミノーだけで釣りになってしまうし、入れ食いなんてご褒美もある。これは場所の見極めが重要なので、気になる場所があるなら色々試してみるのも面白い。