この結果を踏まえ、筆者は今後格安フックを買うことはないだろう。確かに安いが、コスパはむしろ悪い。メーカー品のフックなら、しっかり洗えば2か月程度は使用できる。きちんとメンテナンスすれば半年ほど持つこともある。こう考えると、格安フックは逆にコストパフォーマンスが悪いという結論になる。

ノーブランドの格安フックは「安物買いの銭失い」になりがち? 錆びやすい傾向ありメーカー品フックはサビが目立たない(提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)

年に数回の釣行ならOK?

格安フックが適している人もいる。それは、年に数回しか釣りをしない人だ。メーカー品のフックも、保管中に劣化するため、翌シーズンにそのまま使えるとは限らない。年に数回しか釣りに行かない場合は、使い捨て感覚で格安フックを利用するのも悪くない。

フックは釣果の生命線!良いものを使おう

やはり、フックはメーカー品の良質なものを使うべきだ。特に初心者や、頻繁に釣りに行く人にとっては、サビたフックが釣果に悪影響を与えるだけでなく、釣りの上達を妨げることもある。結局、フックはメーカー品が安心で安全なのだ。

ノーブランドの格安フックは「安物買いの銭失い」になりがち? 錆びやすい傾向ありフックやスプリットリングはやはりメーカー品を(提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)

<須藤雄飛/TSURINEWSライター>