また、走行時に着るインナーも、ウエアの隙間を通って砂や泥汚れが染み、徐々に茶色く変化します。首元や胸まわりが特にわかりやすいでしょう。

3つの汚れレベルのウエアが揃ったところで、早速ギアウォッシュを試していきます。

いざ、検証!

ギアウォッシュの使用方法は以下の通り。

①予洗い(水で手洗いする)
②バケツにぬるま湯(30~40℃)を入れ、ギアウォッシュをよく溶かす
③ギアウォッシュを溶かしたぬるま湯に衣類を入れ、衣類全体になじむよう揉みこむ
④1時間程度つけ置き
⑤泥汚れがひどい場合はさらに手で揉み洗い
⑥ギアウォッシュを通常の洗剤と同じように使って洗濯機で洗濯

このステップに従って洗濯していきます。

ギアウォッシュの蓋を開けると、洗剤が入っていて、中には軽量スプーンも入っています。スプーンは一杯10ccです。つけ置きに使用する量の目安は通常の汚れの場合、ぬるま湯10Lに対して5g、ひどい汚れの場合はぬるま湯10Lに対して10gです。

予洗いしたウエアを1時間つけ置きしていきます。泥汚れがついたウエアと泥シミがついたウエアはPROを使ってバケツで、砂埃がついたウエアは事務所のシンクに水をはり、ZEROを使ってつけ置きをしていきます。

つけ置き後、泥汚れがついたウエアはもみ洗いして、洗濯機へイン! 洗濯機での使用量の目安は水量20Lに対して10g、30Lに対して15gです。

検証結果

レベル1:砂埃による汚れ

砂埃によって茶色がかっていた部分も綺麗に落ち、真っ白になりました。心なしか洗濯前よりもウエアの白が際立つ気がします。気持ちがいいですね。

レベル2:泥汚れ

めちゃくちゃこびりつかせた泥汚れも、洗ってみると綺麗に落ちました。つけ置きから洗濯機にウエアを移した時は汚れが落ち切っていなかったため、これは失敗か……?と 思いましたが、洗濯機の水流によって汚れも落ち、あんなに泥汚れがついていたとは思えない白さに戻りました。これは気持ちいい! 思わず他の編集部員に「これやばいです! めっちゃ落ちます!」と言って回ってしまいました。

レベル3:泥シミ