足元の岩場には、小さなアオリイカの赤ちゃんが群れており、時折魚に襲われる様子も見られました。ハゼドンシャッドのクリアホロに替え、カケアガリを狙うも、かわいいサイズのアカハタばかりが釣れましたが、高活性の状況でした。
かわいいサイズのアカハタが活発(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)
次のポイントでも魚影濃厚
ここは堤防から隣接する地磯があり、岩場に潜む根魚を探しました。透明度が高く、アカハタが底で泳いでいる様子が見えるほど。ベイトの回遊はなく、地磯の足元にはコバルトスズメがたくさんおり、大きなハリセンボンが人馴れしてるかのうように近づいてくるなど、水中を見ているだけでも楽しいです。ただ、海の様子からは、かなり水温は高そうです。
ハリセンボンが何度も近づいてきた(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)
まずは堤防から内向きにハゼドンシャッドのグリーンシルバーをキャスト。小さなアカハタがコツコツとアタリました。さらにカケアガリの奥の深場に投げると少しサイズアップ(笑)。ここでもアカハタが多く、フォールを混ぜて狙うとガシラも釣れました。
ガシラも混ざった(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)
外向きのポイントではエソが多く、シャッド系からハタ喰い蝦のクリアホロに替えてもエソが連発。根魚を終了し、隣のスロープを確認すると、ここにも小さなアオリイカの新子が群れていました。
堤防外向きはエソ連発(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)
釣り終了&振り返り
12時になり納竿。今年はアカハタが非常に多く、ライトロックで楽しみたい方には絶好のターゲットです。また、アオリイカも数が多く、小型の新子が多いため、2.5号のエギを使用すれば初心者でも楽しめるでしょう。
今年はアカハタが非常に多い(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)
漁港は足場が良く、アオリイカや根魚など、さまざまなターゲットを狙えるため、ファミリーフィッシングにも最適です。今後、台風で水温が変わりベイトが入り込めば、さらにサイズアップしたアオリイカや多様な根魚が楽しめることでしょう。