釣った魚を美味しく食べる際に用いることの多い柑橘類。釣り人のキッチンにはよくある食材かもしれない。でも、なぜ魚料理に柑橘類が多用されるのだろうか?柑橘類を搾る便利アイテムの紹介とプレゼントキャンペーンも併せて解説しよう。
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魚料理に柑橘類が登場しがちな理由
魚料理に柑橘類を添えたり、搾ったりすることは多い。なぜ魚料理と柑橘類の組み合わせが多いのか3つ紹介していく。
1. 見栄えが良くなる
釣ってきた魚を自宅で刺身にしてそのまま盛り付けると、なんだか寂しい……。そんな経験はないだろうか。実際に刺し盛りなどを提供する飲食店では、刺身と一緒に柑橘類が添えられていることが多い。
ひと手間かかってしまうが、柑橘類が輪切りにして添えられているだけでも見た目や香りともに爽やかな印象を受けるため、自宅で家族に振る舞う際はぜひ検討してみよう。
余った柑橘類はお酒やサイダーに搾ってみるのもおすすめ。市販品をそのまま飲むのとは異なる香りと味わいを楽しむことができる。
柑橘を添えるだけで見栄えがグッと上がる(提供:TSURINEWS編集部・河野陸)
2. 魚が苦手な人でも食べやすい
魚料理に柑橘類が使われる理由は、魚の臭み取りとして役立つからだ。柑橘の果皮に多く含まれるリモネンなどの香油成分が魚身に爽やかな香りをもたらし、魚特有の臭いを抑えてくれる。そのため、魚が苦手な人でも柑橘を搾って食べるとパクパク食べられるという人も多いようだ。
3. 減塩効果が期待できる
魚料理の中でも特に焼き魚との組み合わせが多い柑橘類。これは柑橘類が持つ酸味が焼き魚の塩味を引き立てる効果があるからだ。そのため塩分を控えた味付けであっても、柑橘類を身に搾ることで塩味をしっかりと感じることができる。
焼き魚×柑橘類の組み合わせで減塩につながる(提供:TSURINEWS編集部・河野陸)