Temuは中国発の激安ECで、釣具も豊富に揃っているが、釣り初心者にはあまりおすすめできない。サイト自体が怪しいとか、商品の品質が悪いとか、そのような問題があるからではない。この記事では、おすすめ出来ない理由を3つに分けてお伝えしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部・藤田)
Temuとは
Temuは中国初の激安ECサイトで、非常に多くのカテゴリの商品を取り扱っている。特に、驚くほど低価格で商品を注文できる点が特徴だ。
釣具に関しても豊富なラインナップが揃っており、ロッドやリール、ルアーなど、さまざまなアイテムを格安で購入できる。
しかし、釣り初心者にはTemuでの釣具購入をあまりおすすめできない理由がいくつかある。
安く釣具を買えるTemu(提供:pixabay/Temu)
なぜ釣り初心者にTemuはおすすめできないのか
Temuに限った話ではなく、筆者はAmazonや楽天市場を含めたECサイト全般が釣り初心者におすすめできないと考えている。その理由を3つ挙げてみた。
1. 釣り場の情報が手に入らないから
魚を釣るために最も重要な要素は、釣れる場所に行くことだ。実際に、釣果を上げるための約6〜7割は、適切な釣り場を選ぶことで決まると言っても過言ではない。釣り初心者が知識のないまま海や川に行っても、なかなか魚を釣ることができず、坊主(何も釣れない状態)になることもあるだろう。
インターネット上でさまざまな情報を見つけられるが、それも断片的であることが多く、初心者が効果的に釣果を上げるのは難しい。
情報なしで釣り場に行っても魚は釣れない(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)
確実に釣果を上げたい場合、釣りに詳しい知人がいれば、その人に頼るのが良いが、いない場合は釣具屋に足を運ぶのがおすすめだ。釣具屋には釣り場の情報に詳しい店員さんがいることが多く、彼らから釣れる場所やコツを教えてもらえる。