特にサバ科に属する魚では血合いを取り除くことが多く、生食用のソウダガツオやマグロでは血合肉が見られません。

今、血合肉が注目されつつある?

劣化の早さや独特な臭いから食用として向かないとされていたマグロの血合肉ですが、最近、食用として注目されつつあるといいます(これまで「1kg数円」で処分していたが…マグロの希少部位「血合い」に水産業界の注目が集まっている理由-Yahoo!ニュース)。

血合肉は鮮度が良ければ生で美味しく食べることも可能で、味も良好。さらに、抗酸化物質の1種であるセレノネインが多く含まれていることが判明しており、健康食品としても活用できるのでないか?という期待の声もあるようです。

マグロの血合肉の廃棄量は膨大な量があると推測されています。今後、大きな需要が生まれれば漁業関係者の収入増加にも繋がるかもしれません。

<サカナト編集部>