オリンピックを契機に歩道の改修とパーゴラやベンチなどが新設され、釣りがしやすい環境が整っている。なおトイレはなぎさの森管理舎がいちばん近い。

夕やけなぎさ

運河沿いに整備された全長約30mの小さな浜。バーベキュー場(現在閉鎖中)が隣接しているためきれいなトイレや手洗い場、足洗い場があり、釣りがしやすい環境が整っている。

釣り場の水深は50cm~1mと遠浅。底は砂で所々に頭大の石が点在している。浜から運河に向かって右側は柵で仕切られており、干潟保全地区(立ち入り禁止区域)になっているため、柵を超えての釣りは厳禁。

東京の人気ハゼ釣り場『大井ふ頭中央海浜公園』を紹介 2つの代表的なポイントを解説夕やけなぎさの様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

好ポイントは干潟保全地区側で、立ち込んでのミャク釣りや立ちウキによるウキ釣りなど好みの釣り方で狙える。6~7cmの小型が多いものの、数釣りが楽しめる。常連は3.6m以上の竿で沖めを狙い、食いがいい時で1時間に100尾以上釣るようだ。

最近、アカエイが多く見られるため立ち込むときは丈夫なウォーターシューズを履くかウエーダ着用が無難。

浜の左側、はぜつき磯に隣接する岩場周辺もおすすめポイントだ。

釣りの時間帯は満潮の朝がベスト。暑くなる前にサクッと釣りたい。地元の常連は早朝から初めて船が動き出す8時ごろには帰っていく。船が動き出すと波が打ち寄せ釣りが中断するからだ。

<週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦/TSURINEWS編>