八島さんの自宅に戻り、クーラーの効いた部屋で昼食をとり一休み。午後1:30、八島さんの奥さんも加わり出船。

磯遊び(イザリ・ホコツキ)の奥さんを干潮の地椎根島の磯に降ろし、少し離れた水深20mのポイントで根魚ホシカリ(アラカブ・カサゴ)を狙う。

国境の島「対馬」沖のボート釣行でマダイにアコウにアカハタなど多彩釣果【長崎】午後のポイントから望む沖椎根島灯台(提供:TSURINEWSライター・齊藤真)

タックルは午前中のSLJタックルに、ブラクリ仕掛けとイカの短冊の付けエサを使用した。

国境の島「対馬」沖のボート釣行でマダイにアコウにアカハタなど多彩釣果【長崎】あいなめブラクリ仕掛け(提供:TSURINEWSライター・齊藤真)

1尾目はメイチダイ

すると、1尾目は組合長八島さんにヒット。上がってきたのは、なんと穴釣り仕掛けにメイチダイ。まあまあの良型ではあるが、このメイチダイは八島さんも初めてとのこと。

国境の島「対馬」沖のボート釣行でマダイにアコウにアカハタなど多彩釣果【長崎】八島さんにメイチダイ(提供:TSURINEWSライター・齊藤真)

頻発にヒットするのはトラギスにベラ

この浅いポイントでコンスタントにヒットするのは、トラギスにベラたち。1時間もすると、同級生3人共にそれぞれに釣果もあったので、地椎根島の磯に戻り、暑気払いに久しぶりのゴーグルをつけて素潜りに興じた。

素潜りで見た海底の磯周りは、温暖化と磯焼けの影響で惨憺たる光景が広がっている。海藻などはまったくない。これでは、筆者が子供の頃に、いとも簡単に採れていたサザエやアワビの住処の様子ではなくなっていた。

国境の島「対馬」沖のボート釣行でマダイにアコウにアカハタなど多彩釣果【長崎】頻発にヒットしたトラギス(提供:TSURINEWSライター・齊藤真)

午後の釣果

午後の釣果は、本命ホシカリにメイチダイ、アカハタと、日中の1時間としては上出来。

国境の島「対馬」沖のボート釣行でマダイにアコウにアカハタなど多彩釣果【長崎】午後の釣果(提供:TSURINEWSライター・齊藤真)

当日の夕げには、八島さんがさばいたアコウ、マダイ、サザエの刺し身を中心に、おいしいカサガイの煮付け、そして対馬ではお馴染みの焼き肉・とんちゃん、同級生との話題で盛り上がり夜は更けていった。

国境の島「対馬」沖のボート釣行でマダイにアコウにアカハタなど多彩釣果【長崎】釣果を焼き肉と合わせていただく(提供:TSURINEWSライター・齊藤真)